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令和の「ゴルゴ13」?「紛争でしたら八田まで」

ちょっとSFから離れます。
(^^;)

久しぶりに新しいマンガを読みました。
田素弘著「紛争でしたら八田まで」。
地政学リスクコンサルタントの女性、八田百合が世界を舞台にチセイと(時に)腕力を武器に活躍する作品です。
直面する問題は、ミャンマーの労使問題やイギリスの酒場荒らしなど、ビジネス絡みのものが多いです。
時として暴力の飛び交う国際紛争につながる事件の話は、どこか「ゴルゴ13」を思わせます。
違うのは、主人公である八田百合のキャラクター。
ゴルゴ13ことデューク東郷が秘密のベールに覆われた存在であるのに対し、八田百合はジャンクフード好きのサッカーマニアで、クニ(日本)には反抗期の妹がいて溺愛しているというトピックの多い?キャラクターです。
彼女に仕事を振ってくる会社の上役は、オンライン通話で顔すら見せない謎の存在なのですが…
また、ゴルゴがターゲットを消すことで事態を止めることが多いの対し、八田の仕事の結末は、地域や産業での状況を持続可能な形におさめていくのがキモ。
そういう意味では、SDGsがもてはやされる現代ならではの作品と言えるかも知れません。
令和の「ゴルゴ13」という印象ですが、「ゴルゴ13」も作者が亡くなったとはいえまだ連載継続中です。
(^^;)

4月9日現在、Amazonでは電子書籍のKindle版で第1巻2巻が無料になっています。

来週から「銀河皇帝のいない八月」連載再開します。
いよいよ最終章!
(^^)/

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