satsu/構造設計の効率化推進

R1二級建築士合格/R3一級建築士学科不合格/R4一級建築士合格 仕事:構造設計 目標:構造設計一級取得/独立

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最近の記事

SS7自動化に向けて⑦

目次 前回まで verを分ける理由 ver.1.1.7 RC部材のアルゴリズム 検討のアルゴリズムの紹介 今後について 前回まで 以前の投稿で、RCの断面算定をver.1.1.6で開発しているとしましたが、途中でライセンスの管理方法を変えたりと色々ありましたので、ver.1.1.7としています。 verを分ける理由 なぜこんなにも分けているのかというと、Excelでのシート開発もそうですが、コードを修正したり、書き足したりすると、どこかで予期せぬエラーが出てき

    • SS7自動化に向けて⑥

      autoss7のバージョンと現状の反応について 先日、基礎とスラブの断面算定について紹介しました。とりあえず、そこまでをver.1.1.5として一般公開しようかと思います。試しにベクターで有償で出してみようかと考えていますが、値段設定が難しいので、初めは期間限定のものを無償提供でもと考えています。 現在ver.1.1.6として、RCの断面算定のコードを書いています。 梁については、基礎梁のコードを引用して階数等の調整でいけそうですが、柱についてはまた作成し直しかなと… 公

      • SS7自動化に向けて⑤

        ソフト化したものをベクターで配布してから、そろそろ1ヶ月が経ちます。この間にソフトも付属のフォルダをまとめたりして、共有しやすくしました。が、、、全部まとめたせいで、めちゃくちゃ重たいです…今後はソフトを軽くできる方法も模索していきます。 →pandasとnumpyを入れるとめちゃくちゃ重たくなるみたいです…(この2つだけで200Mbくらいです。) ただ、この2つがないと、データ処理できなくなってしまうので、ソフトの軽量化は難しそうですね😅 さて、本記事ではスラブと基礎の検

        • SS7自動化に向けて④

          先日、ベクターにてAutoSS7のdemo版を公開しました!ソフトの開発遍歴 ver.1.1.1 鉄骨小梁の断面算定(Python実行) ver.1.1.2 鉄骨大梁、柱の断面算定追加、アプリ化(コマンド実行) ver.1.1.3 柱H型鋼追加、鉛直ブレースの断面算定追加 ver.1.1.4 基礎小梁、大梁の断面算定追加 demo版はver.1.1.2の段階のものです。 柱脚の断面算定も導入予定でしたが、柱脚は断面算定より層間変形角抑えたりするのに使うことが多いか

          SS7自動化に向けて③

          続き 前回はコマンド実行のコードが分かりにくいということと、Python実行とコマンド実行のコードを少しずつ紹介しました。 個人利用のみであれば、Python実行の方がコードがわかりやすく、処理速度が早いのでオススメです。社内運用等考えると、それぞれのパソコンにPythonをインストールしたりと環境を整える必要があるため、処理速度が落ちますがコマンド実行でソフト化してしまうのがオススメです。 【断面算定】 さて本題の断面算定の処理ですが、鉄骨小梁については比較的簡単に処理で

          SS7自動化に向けて②

          続き 前回の記事でコマンド実行で処理を行うところまでかきました。 ただ、このコマンド実行のプログラムを書くのがちょっとやっかいで、Pythonとかと同様にif分とかを使用できるのですが、その後の書き方がちょっと違ったりと、こういうところで苦戦しました。 とりあえずコードは書けたのですが、ファイルパスの指定などいちいち手直しして書く必要があり、これだと汎用性がないなということで、どうにかPythonを使ってコードを修正したいなと思い、入力箇所を変数化しました。 →Pythonか

          SS7自動化に向けて①

          ss7の自動化について書きました。今回は開発の背景、使用プログラムについて書きましたが、次回以降は少しコードとかも上げようかなと思います。 【背景】 ユニオンシステムの一貫計算プログラムであるSS7には、Op.コマンド実行とOp.Python実行という2つの追加ライセンスがあります。 現状どちらも無料で使えますが、Op.Python実行の方は次のバージョンアップから有料になるかもしれないらしいです… これらは外部コマンドからSS7を操作することで、計算コストの省力化を目指

          ipadを活用した一級建築士勉強法

          筆者が一級建築士を受験した際にipadを活用した勉強法を公開します。 二年間の受験の内、一年目はipadを使用せずに資格学校からのテキストなどに直接書き込みしながら勉強していました。 二年目はipadを手に入れたので、そこからの勉強法です。また、使用するアプリはgoodnote5です。 学科 まず最初に、資格学校から送られてきた資料を全てipadでスキャンして、テキストと問題集を軽量化しました。テキストは法規以外、問題集は全教科スキャンしました。ただし、これだけで1〜3週

          ipadを活用した一級建築士勉強法

          一級建築士学科勉強法

          過年度生の方々は独自の勉強法をお持ちかと思いますので、初年度の方のために自身の1月から試験までの大まかな勉強内容を記載します。きちんと勉強すれば、初年度でも十分合格を狙えるかと思います。 勉強時間について上記の記事に記載していますので、これから勉強される方でも十分間に合います。 資格学校からいろいろ教材は提供されますが、過去問題集の使い方などは自己判断になるかと思います。 1月 この時期には勉強道具が一式揃っていることかと思います。また早い人では法令集の線引が既に終わって

          2024年一級建築士試験までの期間

          2023年も終わりに近づいてきたので、来年度一級建築士を受ける方に向けて。 一級建築士の必要勉強時間は約1000時間と言われています。私も2年合わせてこれ以上の勉強時間を要しました。 もし、これから勉強を始めて、来年初めて試験を受ける方は、学科の試験当日までにどうやって1000時間もの勉強時間を確保するか考えなければならないかと思います。 試験日を2024/7/21とし、平日:4h、休日:8hとすると、約28週あれば1000時間を確保できます。(4×5×28+8×2×28

          2024年一級建築士試験までの期間

          一級建築士学科期間に行う製図練習のすすめ

          一級建築士受験経歴: 令和3年:計画1点足りずに足切り不合格。合格発表まで製図講座受講。 令和4年:学科、製図共に合格。 自分自身が一級建築士を受験したことで感じたことの一つに、学科試験から製図試験までの期間の短さです。 7月末に試験を終え、10月頭に製図試験と、学科から製図までは2ヶ月ちょっとしかありません。 初年度でこの2ヶ月ちょっとの間に、製図を時間内に書き上げる能力を付け、設備、構造、法規がきちんと成り立たせるようになるなんて、仕事をしながらでは不可能と言っても過言

          一級建築士学科期間に行う製図練習のすすめ

          それぞれの建築士試験の感覚の違い②

          長くなったので、2つに分けました。 次に一級について、 1.学科 ・使用教材:大手資格学校n建テキスト(学科は学校には行かず独学) ・費用:製図込で70万(1年目50万+2年目20万) ・勉強スタート時期:前年度の製図試験が終わった10月頃。 ・勉強時間:平日:3h/日、休日:5h/日 ・総勉強時間:500h程度(1年目、2年目共) ・勉強内容:  1年目:過去問中心で、模試と新傾向問題も+αで勉強。  2年目:1年目で過去問の基礎固めはできていたので、過去問の復習と模試+

          それぞれの建築士試験の感覚の違い②

          それぞれの建築士試験の感覚の違い①

          ※本当は前の記事の後に書く予定でしたが、仕事とプライベートがバタバタしててお蔵入りになってました💦 自分は二級建築士と一級建築士の試験をそれぞれ独学で勉強し、試験を受けたのでそれぞれの感覚の違いを書きます。 二級受かって、これから一級受けようか迷ってる方には役立つ内容になるかと思います。 まず二級について、 1.学科 ・使用教材:大手資格学校n建のテキストと法令集を使用 ・費用:教材代:約3万+模試代 ・勉強スタート時期:受ける年の4月からスタート ※法令集は先に手に入れて

          それぞれの建築士試験の感覚の違い①

          建築士試験に向けて

          R4年度に一級建築士に合格したのを期に、今後建築士試験を受験される方のために、試験に向けた勉強方法を載せていきます。勉強方法等で悩んでる方々に向けて、参考程度ですがお役に立てればと思います。 ・経歴 R1 二級建築士合格(同年、専門卒業大学編入) R3 一級建築士学科不合格(計画足切り) R4 一級建築士合格 ・勉強方法(かかった費用※約) 二級学科:資格学校の教材を使用し独学(3万) 二級製図:通信講座を利用(10万) 一級学科:資格学校の教材を使用し独学(50万) 一