東京援農レポ・理由編
札幌で「援農おやつ部」という団体を主宰しているマツモトです。
援農ボランティアの団体を作ってから2年になるのですが、当初から、ネットで「援農 札幌」と検索すると、当noteや援農おやつ部のインスタがトップに出るらしく。
わたしが一生懸命宣伝しなくても、「援農」というワードに関心を持った方が、高い確率で向こうから繋がってくれるというアドバンテージを得ています!(ありがとうございます!!)
札幌界隈では他にどこもやっていないから私の活動が上に出るわけで、逆にいうと、私より先にどこかが同じことをしていたら、今の援農団体は作ってなかったと思います…。無いから作るしかない、という経緯だったので。
さて、去年の札幌市の関係人口拠出事業GO!LOCALに関わったときに、全国の援農ボランティアを取り仕切る組織を都道府県ごとに調べていったのですが、東京都は群を抜いてしっかりしたプラットフォームを持っていました。
サイトでは援農ボランティアに行ける農家さんを探せることに加え、カレンダー機能があり、いつどこの農家さんで募集しているかもわかる上、そのまま参加申し込みまでできるマッチング機能まで搭載。初心者でも、予定の空いた日に1日や半日から参加できるという、非常にハードルの低いものになっています。
未経験の方向けに、基本的な農作業のレクチャーをする講座も用意されていて、「太い!」と感じます。農家さんに対しても、これから援農ボランティアを始めるところには、のぼりや休憩用のイスなど、かかる備品のために補助金まであり…。これらの運営はなんと、全額都費から!!(2023年度調べ)
これとは別に、各市がやっている援農ボランティアの斡旋もあり、こちらは春にボランティア登録をして、決まった農家さんに通年で通うようなものになるそうです。
生産者さんと消費者の物理的距離感が近く、まとまった1週間~数ケ月で地方に住み込みで!とかではなく、日常の中で援農をする機会を持てるという点で、東京と札幌の援農は共通点が多いのでは・・・?と、かねてより思っており。
しかも団体を運営する身としては、どちらかというと、運営の参加者さんに対する配慮というよりも、運営は農家さんとどう関わっているのかなという点が圧倒的に気になります。
一度東京に行ってみたい…。
とりあえず、自分がこの「とうきょう援農ボランティア」のフォームを利用して、東京で援農に行こう!そして農家さんからいろいろ話を聞けたらいいな〜。
ということで、札幌はだいたい冬の農閑期に入ったタイミングで東京へ行ってきました!!(2024.11.26~30)
ギリギリまで予定に悩みましたが、とうきょう援農ボランティア経由でボランティア2件と、農コン、おまけの援農、NPO法人「たがやす」の方との面談、青山ファーマーズマーケットという結果になりました。
次に詳しい報告を!続きます〜〜。