【「芸術激流」通信_04】Q:遠い!
【「芸術激流」通信_04】
Q:遠い!
A:
おお!
質問じゃなくて・・
そうですね・・。
それはよく言われます!
たしかに、東京都心からだと、
片道1時間半以上かかります。
何かのついでに、ちょっと行ってみよう、
という場所にない事はたしかですね・・。
でも、それを言われたびに、こんな話をします。
人間にとって距離って、
「物理的な距離」と、「心の距離」があると思うんです。
人間は物理的にいくら近くても、
心の距離が遠ければ、なかなかそこには行かない。
例えば、近くのコンビニでも、
嫌な人に会ってしまうかもしれないなら行かないでしょ。
逆に、物理的に遠くても、心の距離が近ければ、
会いたい人や見たいモノがあるなら、地球の裏側にだって
人間は行くと思うのです。
車や電車や船や飛行機を手に入れた、
現代を生きる人間にとって、
物理的な距離って、たいした問題じゃなくなってきていると思う。
地球上に絶対に行く事のできない場所はどんどんなくなってきている。
そんな時、あなたの言う「遠い!」という言葉は何を指しているのか?
たぶん、「心の距離」が「遠い」っていう事だと思うんです。
それなら、きっと僕は
この企画をもっと興味を持ってもらえるよう
努力するしかないと思うのです。
そしてもし、そんな距離を超えて来てくれた人に対しては、
本当に来てくれただけで、
うれしくって、ありがたくって、大きな感謝と共に、
互いの中にすでに関係性ができていて色々と話す事ができる気がするのです。
だから、アクセスの悪い場所で
奥多摩美術館をやっていて良かった事って、
来てくれた人を、来てくれただけで「心の距離」が近いと思えて、
そこから話が出来る事かな、と。
物理的な距離が、心の距離をはかるフルイのような働きをしてくれているなと思います。
以前あったのは、
和歌山から車で僕らの展覧会のためだけに来たという人とか、
鳥取とか福井とか愛知とか三重とか、
逆に僕が驚いて「何で来てくれたんですか??」とつい聞いてしまうような
うれしいお客さんもいました。
そんな方に出会うと、あらためて距離って
不思議だな~と思います。
そしてそして、
「遠い!」と思っている方に
ぜひおすすめしたい事があります!
今回、川下りでご協力してくださる
「みたけレースラフティングクラブ」は、
宿泊施設「駅前山小屋 A-YARD」もやっているのです。
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もしよかったら、「芸術激流」をちょっと見に来るのではなく、
一泊二日で、御岳に前日からきて、
御岳山を登るとか、散策をして
翌日「芸術激流」に参加していただくというのはいかがでしょうか?
【「芸術激流」午前の部10時~】については、
このプランが超おすすめです!!!
じつは、
開催予定日の10月15日になんとJR青梅線の電車が運休になって、
代行バスになるという情報もあるのです。
それはまた近々ちゃんとお知らせするのですが、
それもふまえての、
前日宿泊プランぜひご検討ください!!!
(佐塚)
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■タイトル:『芸術激流 ラフティング+アート』
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■日時:2022年10月15日(土)(悪天候の場合は10月29日)
〇ラフティング開始時間:午前の部10時〜 /午後の部13時〜
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■当日集合場所:
みたけレースラフティングクラブ(JR御嶽駅から徒歩2分)
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■参加作家:
・村田峰紀(パフォーマンスアーティスト)
・柴田祐輔(アーティスト)
・大石将紀(サクソフォン奏者)
・和田昌宏(アーティスト)
・黄金世代[永畑智大・有賀慎吾・酒井貴史](アーティストグループ)
・キンマキ(画家)
・赤池奈津希(画家)
・篠田太郎(アーティスト)
・青木野枝(彫刻家)
・新人Hソケリッサ!(ダンスグループ)
・吉増剛造(詩人)
・川合玉堂(画家)
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■場所:多摩川(御岳園-軍畑大橋)・国立奥多摩美術館
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■観覧:
○ラフテティング参加観覧チケット(限定・午前30人/午後30人):9,999円
○御岳渓谷遊歩道からの観覧:無料
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■チケットはArt Center Ongoingオンラインショップにて9月1日より販売開始!
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■「芸術激流」
ボートで川を下る。岸には芸術が点在している。ボートから芸術を目撃する。けっして立ち止まってゆっくり鑑賞する事は出来ない。鑑賞ではなく目撃。川は留まる事なく流れている。その流れに身をゆだねる。自分の思い通りにはコントロールできない芸術との出会いかた。自然の中に点在する芸術を見逃すまい。意識を四方に行きわたらせる。人間が芸術を探すうちもザワザワと自然は蠢いている。芸術と自然は分かち難く溶け合っている。川は芸術で満ちている。(佐塚)
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主催:国立奥多摩美術館・一般社団法人Ongoing
連携:OKUTAMA ART FESTIVAL 2022
協力:みたけレースラフティングクラブ・ぼちぼちアドベンチャーすその・玉堂美術館・小澤酒造株式会社
広報協力:株式会社西の風新聞社
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