2024年1月28日 雑記「初コロナ」

 ここまで感染していなかったらさすがにもう逃げ切れるだろうと思っていたら始めて新型コロナに感染した。コロナが出始めた頃から仕事の関係でデフォルトが飛行機移動だったので当時の自粛警察に激怒されそうな生活をしていたが、4年間まったくかかることもなかったので正直ナメていた。実際かかってみてもロキソニンでほとんどの症状がおさまったのでまだ若干ナメているところはある。

0日目(23日 火曜日)

 夜に肩こりを感じる。夜中に脱水症状のときのような頭がゾワっとする感覚が発生して何度か目が覚めたが、自律神経がいかれているせいだと思い気にしなかった。

1日目(24日 水曜日)

 9時の起床とともに頭痛と身体のだるさを感じる。37.6℃の発熱あり。12時頃に徒歩数分の医療機関へ行くも、発症からすぐはウイルスが検出されづらいからとロキソニンだけ渡される。ロキソニンを飲むと症状が緩和されたのでそのまま仕事をする。この日の朝から15時くらいまでが全体を通して不調感のピークだった。
 18時半に再度受診し、インフルエンザと新型コロナの検査を受け、新型コロナのほうで引っかかる。この時点で熱は36℃台まで下がっており、頭痛もほぼ消えていた。今はもうゾコーバという1万円近くする新型コロナ用の薬があるというので、1万円の薬って面白いなという気持ちだけで買う。1万円の薬を買うことはなかなかない。
 夜中にまた何度か目覚めた。前日よりは少なめの頻度だったと思う。目が覚めてしまうときの意識は前日よりはっきりするようになった。

2日目(25日 木曜日)

 喉の痛みが現れる。黄緑色の痰が出てくる。熱は36℃台をキープしている。身体のだるさはまだ若干残っている。仕事に支障はなさそうなので引き続き働く。前日にはなかった咳が夜にかけてだんだんと増えてきた。
 やたらと腹が減るのでウーバーイーツでハンバーグとトンカツを注文してドカ食いしてしまった。味覚・嗅覚にまったく問題がないことを確認し、安心する。

3日目(26日 金曜日)

 喉が前日より痛い。痰の量が増え、鼻うがいでも黄緑色のなにかが出てきた。身体のだるさはもう完全になくなったので、あとは喉だけ。熱も36℃台前半から上がらない。元々小児喘息だったのもあって呼吸器が弱く、ミーティングは30分くらいまでが限界といったところ。それ以上は咳が酷くなって苦しい。
 前日と同じく夜になると腹が減るためまたドカ食いしてしまう。やはり味覚・嗅覚に問題はなさそう。
 人がいない夜を見計らって丸2日ぶりに家の前の道を歩いてみた。屋内にいると気づきづらいが、さすがにこの寒さの中だと身体が万全でない状態であることを実感する。
 この4年間で何度か少し体調が悪くなったことがあり、もしかすると軽い症状の新型コロナだったのではないかと考えたこともあったが、感染症は明確に感染症だとわかるのだなと様々な症状を思い出しながら今回が初感染であることを確信した。
 寝る前にふと、味覚に異常がないと思っているが本当にそうなのか不安になる。昨日と今日の味覚の同一性を保証するのはかなり難しい。そもそも体調に左右されるような感覚であることに加え、ほとんどの人は毎日違うものを食べる。1日とまではいかずとも、どう頑張っても比較には時間間隔が伴う。科学哲学的なことを抜きにしても、ある味とある味が同一であることを正確に判断することはできるのだろうか?

4日目(27日 土曜日)

 喉はまだ痛いが少しずつましになっている。鼻うがいでもまだ少し黄緑色のものが出てくるが、量は減った。VICKSをなめまくっていたら気にならないほどの痛みに落ち着いた。なぜだかとにかく塩分が欲しくなるので、ウーバーイーツでコメダのみそカツパンを頼んだ。

5日目(28日 日曜日)

 鼻うがいで黄緑色のものはまだ出てきたが、昼までには喉の痛みが完全に消えた。鼻から黄緑色のものを出すのは気が狂うほど気持ちいいので、明日には特に面白いものもでてこないんだろうなと思うと少し寂しい。
 ウーバーイーツの代わりにmenuというアプリを使って、昼にはカレーを、夜には鰻丼を注文してみる。配送料が高く感じる。チーズナンがバカうまだったので、また頼もう。



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