2024年6月4日 メモ「人の財布1」

　ネタバレが含まれるのでこれからプレイしようとしている人は注意！

　謎解きゲーム「人の財布」が届いたので配信でプレイしてみた。次回のために、今回分かったこと&まとめながら気づいたことを書き残しておく。

人の財布キモチェーー

　今回の配信ではとりあえず財布の中身をひと通り見て、そこから直ちにわかることを確認した。メモリ16GBのMacBook Airで配信したら負荷に耐えられず音が途切れ途切れになってしまったのは反省点。

　財布の中に入っていたものは以下の7つ。

• 学生証

  • 山梨にある高校。財布の持ち主はすでに卒業していると思われる。

  • 名前で検索するとブログが出てくる。

  • 財布の持ち主は山梨以外からやって来ている。

  • ブログは2023年3月27日に更新されているが、これはおそらく卒業式より後。卒業時（＝卒業式当日？）に手放さなければならないため、その前にこの財布が手元から離れたはず。

  • 3月27日の記事では「ずいぶん更新が空いちゃって、もし心配してくれていた人がいたらごめんなさい」と書いてあるが、それくらい更新が空いていたことは過去にもあった。財布が手元から離れてからここまでの間に心配させるような何かがあった？

• ブログ記事のコピー

  • 2012年6月18日のブログ記事のコピー。埼玉県さいたま市のステーキチェーンで起きた刺殺事件に言及している。記事自体はどこにも実在しなさそう。記事以外の部分にはこれといった情報はない。

  • 店名で検索するとこの事件を扱った掲示板が出てくる。ここでは被害者加害者どちらも名前と年齢が出ており、財布の持ち主が事件時8歳なのに対して被害者は41歳、加害者は38歳。いずれも親子関係であっても不自然でないくらいの年齢。

  • 事件が発生した町に最近加害者が現れたという噂も書き込まれている。

  • 被害者は事件の前に「いよいよ関東進出だ」と言っていたとのことなので、関東ではないどこか（山梨 or 財布の持ち主の地元？）から埼玉へ移住した人間。「義理堅い・商才ある・話も分かる」と評価されており、実は怨恨による殺害だったなんてことはなさそう。

• レシート

  • 2023年1月8日に三徳包丁（税込¥1,320）を買ったときのレシート。店名も地名も架空のものと思われる。

• 写真

  • 金剛寺（京都）で撮影されたと思われる写真。くくり猿が写っている。

  • ここでは60日に一度の庚申の日と1月6日、7日、5月3日に無病息災を願う「こんにゃく焚き」という儀式が行われるため、財布の持ち主は「こんにゃく焚き」のある日にここへ行った可能性もあるのではないか。三徳包丁を買う前日に訪れた？

• 封筒

  • 刺殺事件の加害者へ向けた手紙が入っている。手紙は書きかけで、「私はあなたを」とだけ書かれている。

• キッチンペーパーのようなもの

  • 少し折れ目が入っている。ステーキ屋と関係がある？ 現時点では何もわからない。

　ここまでわかったところで先へ進めなくなった。いまのところ、大きく分けてふたつのストーリーを予想している。

1. 復讐：財布の持ち主は刺殺事件の被害者または加害者の娘である。もしくは、被害者の店によく通っていて親しかった。財布の持ち主は刺殺事件の加害者を殺すつもりで三徳包丁を購入した。動機は父親もしくは親しい人物を殺された恨みか、自身を犯罪者の娘にされた恨み。

2. 崇拝：財布の持ち主は刺殺事件の加害者を崇拝している。三徳包丁を購入したのは2012年の事件を再現するため。

　自然なのは復讐のほう。「私はあなたを」の後にポジティブな言葉もネガティブな言葉も続きそうなのでポジティブなパターンも考えてみた。
　最初にメールアドレスを登録させられたので、待っていれば追加の手がかりが送られてくるのだろうか。それとも、財布の中に入っているヒントを見落としているのか。もっと推測で補わなければならない部分がたくさんあるのか。次回配信までにもう少し考えてみるが、とりあえず今回はこれ以上進めなくなってしまった。次も頑張る。