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サツダイのオープンキャンパスレポート #03

「話せる、大学。」をテーマに掲げる札幌大学では、オープンキャンパスでも、高校生と保護者のみなさまが現役学生や教員、職員との会話を通じて、リアルなキャンパスライフをイメージしていただける企画を提供します。今年は3月から11月まで全7回の開催を予定しています(うち4回は実施済)。

本学のオープンキャンパスでは、最初にウエルカムガイダンスで全体説明を行った後、体験授業や学生による専攻説明、キャンパスツアー、保護者説明会など、参加者のみなさまがそれぞれの目的に合わせて自由にご参加いただく形式を取っています(各回提供プログラムが異なります)。また、隙間時間に立ち寄っていただける「札大生と話そうコーナー」や「教員による専攻相談コーナー」なども随時開催。参加者のみなさまの質問にスタッフが全力でお答えします!

大学公式サイトにオープンキャンパスの全体レポートを掲載中

今回は、7月27日(土)に開催した第4回オープンキャンパスから、特別企画「私たちのサツダイライフ」の内容をピックアップしてレポートします。

「私たちのサツダイライフ~課外活動編~」

「私たちのサツダイライフ」は、現役札大生によるスペシャルトークショーで、オープンキャンパスごとにテーマが異なります。今回は「課外活動編」。部活動が盛んなイメージの札幌大学ですが、スポーツ系の部活以外にも文化系サークルやボランティアサークルなど、特色のある活動が活発に行われています。今回は6名のサツダイ生が、それぞれが参加する課外活動についてその具体的な内容や魅力をお話ししました。

「私たちのサツダイライフ~課外活動編~」登壇者の紹介

司会進行:
藤田雄輝さん(経営学専攻3年/オープンキャンパス学生チームSU-kip)

登壇者:
八幡一輝さん(経営学専攻2年/北海道学生研究会SCAN)
太田愛菜さん(英語専攻4年、教職課程/陸上競技部)
手塚汐音さん(経営学専攻3年/キャリアデザインラボ、女子野球部)
中嶋しずくさん(経済学専攻3年/こっぺ屋サツダイ店の運営、国際交流ひろば)
布施諒馬さん(日本語・日本文化専攻3年、教職課程/民俗音楽研究部)
(以下、敬称略)

所属している団体について活動内容などを教えて下さい

▲日本語・日本文化専攻3年の布施諒馬さん

布施:民俗音楽研究部は文化系の部活で、大学祭でのライブなどを行っています。札幌大学には、バンド系の部活は「軽音楽部」、「アビーロード音楽研究部」、「民俗音楽研究部」の3つあります。毎年新学期にはそれら3つの部活が合同でライブを開催します。バンド系の部活に興味があるという方は、まずはその合同ライブを見に来てもらい、どこに入部するか決めてもらうと良いと思います。私もそのライブを見て、「雰囲気が自分に合っていて良いな」と感じた民俗音楽研究部に入りました。

▲経済学専攻3年の中嶋しずくさん

中嶋:札幌市のこっぺぱん専門店「こっぺ屋」の経営者の方が札幌大学のOBであるというご縁から、その方のご協力もあり、札幌大学キャンパス内で去年10月から「こっぺ屋サツダイ店」を始動しました。そのスタッフとして、メニューの選定や仕入個数の検討、商品レイアウト、広告・マーケティングなどを担当しています。

また、「国際交流ひろば」というボランティア団体にも所属しています。「国際交流ひろば」では、新入留学生のサポートを通じて異文化交流を促進することを活動目的に掲げていて、毎年4月と9月の留学生歓迎会をはじめとした多くの交流イベントの実施と運営を担当しています。本学は留学生がとても多いので、大学に居ながらさまざまな国の方々と知り合う機会がありますよ。

▲経営学専攻3年の手塚汐音さん

手塚:学生団体「キャリアデザインラボ(CDL)」と「女子野球部」の2つの団体に所属しています。CDLは、それぞれが実現したいことや挑戦したいこと(例:商品開発、地域イベント、カフェなど)を持ち寄り、仲間とともに実現に向けて主体的に行動するボランティア団体です。私は現在地域イベントのプロジェクトに参加していて、小学校低学年を対象とした夏休みや冬休み期間中の宿題支援の活動を今企画しています。また、学校祭でも地域の親子を対象とした千本引き(くじ引き)の出店を企画しました。

「女子野球部」は、今まで札幌大学にはなかった部活なのですが、創部に関わらせていただき、来年度から本格始動を予定しています。私は野球が大好きで、野球の魅力をもっと多くの方々に広めたいという気持ちがあります。今、札幌市内の高校でも女子野球部が増えてきています。そういう子たちが大学でも野球を続けられる場所を作りたいと考えたのがきっかけでした。初心者の方も大歓迎なので、ぜひ野球が好きな方は見に来てください。

▲英語専攻4年の太田愛菜さん

太田:私が所属する「陸上部」は、みなさんご存知の通り、走ったり跳んだり投げたりという活動です。全国大会入賞を目標に掲げて日々練習に励んでいます。また、陸上を通じた地域貢献活動も積極的に行っていて、北海道マラソンのボランティアやインターハイの審判業務、さらに地域の小学生を対象とした「かけっこ教室」を開催するなど、幅広く活動しています。

将来は教職に就きたいと考えています。1年から3年までは部活に集中していましたが、4年生に入ると教育実習や教員採用試験などがあり、部活との両立は正直大変だと感じることもありました。しかし、その時々で優先順位をつけることで乗り越えてきました。時には友人を頼ることもあります。一喜一憂せず、しっかりと目標を持って頑張っています。

▲経営学専攻2年の八幡一輝さん

八幡:「北海道学生研究会SCAN」は、「過疎化の進む地域をどう活性化できるか」というテーマについて学生目線で考えを深め、研究発表を行うことを目標に活動しています。私は現在代表を務めています。大学では経営学を専攻して地域活性化の勉強をしています。学校で学んだ知識を課外活動で生かしながら活動しています。

▲経営学専攻3年でこの日の司会進行を務めた藤田雄輝さん

藤田:私は「オープンキャンパス学生チームSU-kip(スキップ)」の代表を務めていて、今日もこのオープンキャンパスの学生スタッフとして企画の運営や参加者のサポートを担当させていただいています。この活動の良いところは、大学職員の方々と交流する機会が多くなり、就活などに役立つ話を聞かせてもらえることです。大学を歩いているとどこにいても「藤田くんおはよう!」と言われたりして(笑)。

課外活動と専攻の関係は?

藤田:八幡くんや手塚さんなど、経営専攻の学生はボランティア活動に参加している方が多い印象を受けますね。他の専攻はどうでしょう?

太田:英語専攻は、英語教育に携わりたいと考える方が多いので、小学校や中学校を訪問して教員の方と一緒に児童や生徒に英語を教えることがあります。また、海外留学へ行く方も多いので、ボランティア活動という点では、経営専攻の学生に比べると人数は少ないかもしれません。

布施:日本語・日本文化専攻では、教員免許や日本語教師、学芸員など、取得できる資格の種類が多いので、資格取得に向けてそれぞれ勉強を頑張っている方が多い印象です。ボランティア活動ではありませんが、私は教員を目指していて、「自主ゼミ」という教職を目指す学生が(専攻ごとに)集まって自主的に勉強する活動に参加しています。模擬授業もやります。

今後の展望と高校生の方へのメッセージ

▲たくさんの高校生とその保護者のみなさまにご参加いただき、ありがとうございました!

手塚:女子野球部を立ち上げ、部員の募集やSNS運用を始めたところです。ポスターやチラシも自分たちで作って学内に貼っています。地道な活動ですが、まずはそういった活動を続け、「女子野球を続けたい」「野球をやってみたい」「新しいことを広める活動に参加したい」という賛同者・協力者を募り、一緒に野球部を作り上げていくことです。将来的には部員が増え、試合にもどんどん参加していきたいです。高校生の皆さん、ぜひ札幌大学に来て女子野球部に入ってください!公式インスタグラムもフォローしてください。

太田:先日、教員採用試験の1次が終わり、無事合格することができました。来週2次試験があるので、まずはそこで合格をつかみ取ることが今の目標です。陸上部は10月まで活動が続くので、満足するまでしっかりと活動していきたいと思っています。高校生の皆さんも、進路を考える際にはぜひ夢や目標を定めてみて下さい。

中嶋:国際交流ひろばのボランティア活動を通して、留学生と関わることがすごく楽しいと感じるようになり、近々短期留学にチャレンジしたいと考えています。そのために英語をもう一度しっかり勉強したいです。パン屋の運営も続けていきます。高校生の皆さん、ぜひこっぺ屋のパンを買いに来てください!

八幡:SCANの今年の合同研究発表会は、12月7日(土)と8日(日)を予定しています。聴講やオンラインでの参加も可能です。札幌大学以外の他大学の方も多く参加します。大学の雰囲気を感じる良い機会にもなりますので、気になる方はぜひご参加ください。YouTubeチャンネルの方へもご訪問ください。

布施:今年の末に教員採用試験があり、まずはそこで合格することが目下の目標です。高校生の皆さんの中で将来教職に就きたい方がいらっしゃったら、ぜひ札幌大学も選択肢の一つとして考えていただきたいです。札幌大学は好きなことから研究を深められる大学です。また、音楽が好きな方はぜひ民俗音楽研究部にも遊びに来てください。

藤田:札幌大学に入学して、ぜひSU-kipに入っていただき、一緒にオープンキャンパスを作っていきましょう!待っています。

おわりに

イベント終了後に今回の司会進行を担当された藤田さんに感想を伺いました。

藤田:今回のトークイベントは、入試課の職員の方と一緒に半月くらい前から準備を進めてきました。登壇者の学生は皆それぞれ忙しく、オンラインでの連絡ツールを活用してやり取りしていたので、実は全員で顔を合わせるのは今日が初めてでした。課外活動と言っても、部活動やボランティア団体などさまざまですが、どれも魅力的でそれぞれがそれぞれの活動を頑張っているんだなと改めて知ることができました。課外活動に参加すると自己肯定感が上がりますし、コミュニケーション能力や行動力が向上すると感じています。友達もたくさんできます。高校生の皆さんには、大学に入学したらぜひ課外活動にチャレンジしてもらいたいなと思います。

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