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「私たちのサツダイライフ~国内留学編~」サツダイのオープンキャンパスレポート #05

今回の「私たちのサツダイライフ(※)」テーマは、「国内留学編」。本学の単位互換制度(単位互換協定を締結する大学間で、交流や協力の促進、教育内容の充実などを目的として、学生が当該他大学の授業科目を履修することを認める制度)を利用し、東京都にある桜美林大学で学ぶ2名の学生が登壇しました。学務部教務課の職員がモデレーターとなり、国内留学の魅力や活用方法についてさまざまなお話を伺いました。

※サツダイのオープンキャンパスでは、現役札大生によるトークショー「私たちのサツダイライフ」を開催。各回テーマを変えてキャンパスライフの様子をお届けしています。

「私たちのサツダイライフ~国内留学編~」登壇者の紹介

▲己扇彩葉さん(経営学専攻3年)
▲山舘奈央子さん(経営学専攻3年)

(以下、敬称略)

「私たちのサツダイライフ~国内留学編~」

国内留学で学びたいことは?

己扇:私は学校の教員になりたくて札幌大学に入学しました。しかし、大学で学んでいるうちに自分が本当にやりたいことについて改めて考える機会があり、中学生の頃から興味があったファッションデザインのことを思い出しました。札幌大学はファッションやデザインに関係する専攻がありません。そんな時、札幌大学に在籍しながら他大学で学べる国内留学の制度について知りました。提携校の中でも桜美林大学にはファッションやデザインなどの科目が充実していたため、そこで学ぶことを選びました。

山舘:私は経営学専攻で、とくにマーケティングなどを学ぶコースに在籍しています。知識をさらに深め、とくに広告やブランディングについて学んでみたいということが理由の一つです。もう一つは、就職を考えた時に北海道以外の企業にも選択肢を広げたく、1年間北海道外に出て、新たな視点を広げながら就職活動を行いたいと考えたことです。広告やブランディングなどの分野で、より実務的で多様な授業が受けられる点や、学生という立場でいながら東京でのインターンシップにも参加できる点などが決め手となり、桜美林大学への国内留学を決めました。

国内留学先の雰囲気や交友関係について

己扇:桜美林大学の授業を受けて感じたのは、授業内でのグループディスカッションがとても多いことです。同じグループの仲間と自然と仲良くなることができました。

また、私は桜美林大学の学校祭の実行委員会に参加しています。大学祭自体は12月なのでまだ実質的な活動は始まっていませんが、全体ミーティングや食事会などが開催される中で、積極的に参加する学生が多いと感じます。私は財務局に所属していて、みんな先輩後輩関係なくとてもフレンドリーに接してくれるので交友関係も広がりました。

山舘:私は、この国内留学では就職活動を視野に入れていたので、札幌大学での2年間でできるだけ多くの単位を取得し、今年度は学校での授業よりもインターンシップに注力しています。交友関係もインターンシップで知り合った他大学の仲間との関わりが大きいです。

就職活動の早期化と言われますが、東京ではそれをひしひしと感じます。周りには、1年生の頃から長期インターンに行っている友達もいて、良い刺激になっています。

国内留学先での生活面のこと

己扇:桜美林大学は札幌大学と同じ学群制ですが、学群ごとにキャンパスが分かれている点は札幌大学と異なります。私はビジネスマネジメント学群(新宿キャンパス)の科目と芸術文化学群(町田キャンパス)の科目を両方取っているので、電車で1時間半くらいかかる道のりを行ったり来たりしています。午前と午後で別のキャンパスで授業を受けることもあり、そんな日は大変です。しかし、自分がやりたいことができているということがモチベーションになっていて、大変ですが面倒だとは一切思いません。

山舘:札幌と比べて東京は費用がかかる面も多いですが、交通費は安いです!私は、せっかくの機会なので、友達と食事に行くなど楽しむこともたくさん経験したいと考えています。

東京に暮らしてみて、「北海道が好きだな」と改めて感じました。就職を考えた時に「将来的に長く働けるのはどういう場所なんだろう」ということをよく考えます。北海道を離れたからこそ、北海道の良さを実感できました。

高校生へのメッセージ

己扇:一つの学群から色々な専攻が分かれているのが札幌大学の魅力の一つです。「もしやりたいことが変わったらどうしよう」と悩んでいる方も多いと思いますが、自分の将来の幅をぜひ広く取ってみてください。大学入学時に何か一つに絞り込む必要はありません。私も大学に入学した時点では、まさか自分が国内留学を選ぶことになるとは想像していませんでした。たくさん悩むと思いますが、学群制や国内留学などの制度もあるということを知っていただき、思い切ってチャレンジしてみてください。

山舘:実は、大学受験時には札幌大学を第一志望としていませんでした。浪人しない選択を取って札幌大学に入学しましたが、今では後悔は一つもありません。自由に学べる札幌大学は自分に合っていたと思いますし、今桜美林大学での充実した学生生活を味わうことができているのも札幌大学の国内留学という制度のおかげです。高校3年生の時の自分の選択は間違っていなかったと感じています。

進路に悩んでいる高校生には、札幌大学にはこういう制度があるということをまず知っていただきたいです。また札幌大学には、ほかにもさまざまな分野で挑戦している先輩方がたくさんいます。私たちの話を聞いて「他にはどんなことができるんだろう」と興味を持っていただけたら嬉しいです。

おわりに

本トークショーでは、お二人が感じた札幌大学と桜美林大学の違いや、金銭面のことなどについても、実体験に基づいたお話を大変詳しく説明していただきました。終了後には、参加者から具体的な質問が寄せられ、登壇者と個別にじっくりと話し合う姿も。参加者(高校生)からは「海外留学に比べて言語の壁がない分、チャレンジしやすそうだと感じた」「視野を広げるのに良いと思う」など、国内留学について大変前向きな感想をいただきました。

今回登壇した己扇さんと山舘さんは、2024年度発行の本学大学案内の巻頭特集「話せる、大学。なりたい自分も、やりたいことも、話せばきっと、見えてくる。」にも登場しています。本学学長の大森義行との対談記事となっており、それぞれが本学で体験したキャリアデザインラボや三大学学生交流課題研究会議などの課外活動体験についても詳しくご紹介しています。ぜひご一読ください!

巻頭特集「話せる、大学。なりたい自分も、やりたいことも、話せばきっと、見えてくる。」

札幌大学の国内留学(単位互換制度)について

「札幌大学での学びを通し、沖縄を見つめなおすことができた」“国内留学”生に聞くサツダイライフ

単位互換制度で鹿児島国際大学へ「国内留学」中の金田さんからメッセージが届きました


「話せる、大学。」をテーマに掲げる札幌大学では、オープンキャンパスでも、高校生と保護者のみなさまが現役学生や教員、職員との会話を通じて、リアルなキャンパスライフをイメージしていただける企画を提供します。今年は3月から11月まで全7回の開催を予定しています(うち6回は実施済)。

本学のオープンキャンパスでは、最初にウェルカムガイダンスで全体説明を行った後、体験授業や学生による専攻説明、キャンパスツアー、保護者説明会など、参加者のみなさまがそれぞれの目的に合わせて自由にご参加いただく形式を取っています(各回提供プログラムが異なります)。また、隙間時間に立ち寄っていただける「札大生と話そうコーナー」や「教員による専攻説明会」なども随時開催。参加者のみなさまの質問にスタッフが全力でお答えします!

大学公式サイトにオープンキャンパスの全体レポートを掲載中

※今回は、9月14日(土)に開催した第6回オープンキャンパスから、特別企画「私たちのサツダイライフ」の内容をピックアップしてレポートしました。


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