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不満がない会社で働き続ける vs リスクを取って転職する。失敗しないキャリア論。

こんにちは。『働く』の負を打破すべく、セブンデックスでHR事業の立ち上げに邁進している佐藤です。

今回の記事では、「今の会社に不満はないが、転職するかどうか迷っているあなた」に向けて、転職にまつわる簡単なtipsを記載しております。

私自身、前職はマイナビという企業に約10年在籍し、業務内容、社風、人間関係、プロモーション、全てにおいて、おおよそ順風満帆な社会人生活を送ってきたと自負しております。

そんな私ですが、2023年12月末にマイナビを退職し、現在勤めているセブンデックスに転職をして、とても充実した毎日を送っております。

「前の会社に大きな不満はなかったが、転職をした私」だからこそ、キャリアにお悩みの皆さんにお伝えできることがあるかと思いますので、少しでも参考としていただければ幸いです。


転職を迷う理由とは?

まずはじめに、皆さんはなぜ転職をするかどうか迷うのでしょうか?

・今の会社に大きな不満はないし、転職するのはリスクがありそうだ
・今の会社の人間関係は良いし、また一から人間関係を構築するのは大変だ
・そもそも転職して他社で活躍できるか、通用するのか、自信がない
・転職してまでやりたい明確な目標や仕事がない
・仕事やプライベートが忙しくて、転職活動をする時間がない etc.

あくまで上記は一例ですが、主な理由としてはこんな感じでしょうか。
転職で得られるメリットよりも、発生するリスクばかりを意識してしまい、転職を迷う方が多いかと思います。

実はこの思考自体は誤りではなく、むしろ正しいと言えます。
転職というのはメリットだけではなく当然リスクを伴うものです。

転職におけるメリットとリスクのトレードオフ(両立できない2つの関係性)については以前noteに記載したので参考としてください。

転職を検討すべきタイミング

それでは、転職を検討すべきタイミングとしていつがベストなのでしょうか。それは「漠然と転職を考えだしたタイミング」で良いかと思います。

よく私がご転職支援を行う中で、明確な転職理由はないものの、漠然と将来に不安を感じて転職活動を行っていらっしゃる方にお会いする機会が多いです。

・業界の将来性が不安
・仕事内容に飽きた、このまま続けていてスキルが身につくのか不安
・年収があまり上がらない
・人間関係がうまくいかない
・プライベートの事情で勤務地を変更したい

私も前職では部門の責任者をしておりましたが、漠然と「このまま同じ会社で働き続けていて他社で通用するスキルが身につくのだろうか」「転職をしたこともない人間が本質的な転職支援を行うことができるのだろうか」という不安を抱えておりました。

結果、転職をして今に至りますが当時の選択には満足しております。

また、転職を検討する際に多くの方が勘違いしておりますが、「転職をする」と「転職活動をする」は別物です。

当然、転職活動をした結果として転職をするわけなので延長線上にはありますが、「転職活動をした結果、転職しない」という選択肢を取ることも可能なわけです。

転職をしない転職活動なんてものは意味があるのか?と言われる方がおりますが、もちろん意味はあります。

・応募書類の作成を通して自身のスキルの棚卸しをすることができる
・今後のキャリアで必要なスキル、不足しているスキルを可視化できる
・選考を通して他社の考えを知ることができ、現在の仕事に活かすことができる
・転職市場における自分自身の価値を認識できる

実際、私の周りにも、「よっぽど良い企業でないと転職するつもりはないが、必ず1年に1回は転職活動をする方」「半年に1度、職務経歴書をブラッシュアップする方」などがいたりします。

最終的に転職をしない転職活動であっても、非常に学びは多いかと思いますので、あまり気張らず、ラフに始めるのもありかと思います。

転職すべき人の特徴、転職しない方が良い人の特徴

次に、転職すべき人の特徴、転職しないほうが良い人の特徴についてお話します。

まず転職すべき人の特徴ですが、下記のような方は転職をおすすめします。

・現在の環境に何かしらの改善できない課題を抱えている
・新たな環境で自分のスキルがどこまで通用するのか試してみたい
・今とは異なる業界、職種にチャレンジしたい

転職を考えるきっかけはポジティブ、ネガティブどちらでも構いませんが、上記いずれかに該当する方は、転職することをおすすめします。

ポイントとなるのは、現職に残り続けて改善できるかできないかです。
仮に上記が現職で叶えられる、改善できるのであれば、無理に転職しなくても良いと私は考えています。

一方、転職しない方が良い人の特徴についてですが、
「リスクを受容できない方」は転職すべきではないです。
上述の通り、転職にはリスクはつきものです。

仮に、やりたい仕事、好きなカルチャー、面接官の人柄が良かった、全てが揃う企業で内定を獲得したとしても、働いている社員全てを知ることは不可能なので、人間関係の部分でリスクは発生します。

ハイリスク・ハイリターンとまでは言いませんが、ノーリスク・ハイリターンとなる転職はほとんどないため、「リスクを受容できない方」は転職スべきではないと考えています。

不満がない会社で働き続ける vs リスクを取って転職する

続いては、不満がない会社で働き続けることと、リスクを取って転職すること、どちらが正解なのか、という話をします。

これは非常に難しく、そもそも明確な正解がない問いかと思います。

ただ一つ言えるのであれば、「リスクを取って転職する」のであれば、
リスクを取れる年齢のうちにチャレンジすべき、ということです。

私自身、初めての転職が32歳のときになりますが、
前年に結婚をし、家庭環境が大きく変わったタイミングでの転職でした。

やはり年齢を重ねれば重ねるほど、守るべき家族や、制約が増え、
どんどんリスクを取ることが難しくなってしまいます。

また現職での職位、居心地の良さなども相まって、転職をすればもっと活躍できる場が増えるであろう優秀な方が、会社に残り続けているケースも多く散見されます。

私の場合はパートナーの賛同を得られたことが大きいですが、
そうでない方もいらっしゃるかと思います。

よって、可能な限りお若いうちにチャレンジすることを強くおすすめします。

まとめ

長々と記載させていただきましたが、要点をまとめると下記の通りです。

・転職を検討すべきは「漠然と転職を考えだしたタイミング」である
・「転職をする」と「転職活動をする」は別物である
・「転職をしない転職活動」であっても非常に学びはある
・「現在の環境に何かしらの改善できない課題を抱えている方」は転職すべき
・「リスクを受容できない方」は転職すべきではない
・「リスクを取って転職する」のであれば、リスクを取れる年齢のうちにチャレンジすべき

もし「今の会社に不満はないが、転職するかどうか迷っているあなた」が
この記事を見ているのであれば、是非ご支援させてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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