人手不足に振り回されて
介護業界は慢性的な人手不足と戦うことが当たり前となっている。
自分が働く事業所も例に漏れず人手不足との戦いとなっている。
当たり前のことだけど人事って物凄く大事で、人手不足を解消するために自社で働くことのメリットをしっかりと打ち出す必要があり、それを売りに求人をかける。
更に現在従事している職員に対しての金銭面も含めた環境の整備を進めることで離職を防ぐ必要がある。
要は、福祉業界って優秀な人事担当者が少ないことが人材確保と離職予防の解決につながってないのかと思えてきた。
話は変わるが、職員の紹介という形で入社してもらうことの難しさを今回は感じた。いや、元々自分から紹介という形は好きではなかったのだ。
今回、たまたま「誰か人いないか?」と声がかかったタイミングと転職先を探している元部下の子という構図がマッチングしそうだったので、間に入って話を進めることになった。
最初は良かった。
しかし、元部下の子は顔合わせの日になかなか予定を合わせてくれないという事態に陥った。
これには困った。
早く職員を確保したい会社の焦りと本人のマイペースぶりが噛み合わないから、そのしわ寄せが全部自分に来てしまうのだ。
だから、予定がキャンセルになる毎に自分が謝りに行くということが続いている。
態度をはっきりしてもらいたいというのがこっちの本音だ。
最近では半ば紹介することを止めようと思っている。
今のやり取りの中では会社からのイメージは悪い。
これは元部下の子にとっても会社にとってもよくないと考えたからだ。
だから、昨日会社には「自分の中ではもうこの話はないと考えています」と伝えた。
あらぬ期待をいつまでも持たすわけにはいかない。
悩みは尽きないのだ。