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鎌倉彫 始めは。。。

もう何年が過ぎたのだろう。 小刀の砥ぎが知りたくて鎌倉へ。そう言えば、最初に興味のあった時期は中学生の頃だったかな。当時はカメラ小僧。カメラにアルミケース。勿論購入は新宿ヨドバシだ。学校の帰りに、店頭にある色付きのどでかい紙に定価と販売価格がギッチリと書かれているのを頂き何が良いかなんて言うより、お小遣いをどれくらい貯めればかえるやら。眺めているだけでも楽しい時間を過ごすことができた。最初のカメラは、父から頂いたリコーオートハーフ。一コマを半分にして2枚撮せる。枚数からフイルム代-現像代が半分になる優れ物。スナップなら良いのだが暫くすると飽きてくる。

友達は、一眼のトプコンを買った。今思うと面白い選択だ。つられて何しようか、いや同じはない。ミノルタは、報道に使われた頑丈が売り物。やはりもう一人の友達が買った。ややや んんん えええ と、キヤノンFTbを買ってしまった。自分としたら使い勝手の良いカメラだ。

そいつを持って、鎌倉 瑞泉寺から北鎌倉までの天園ハイキングコースを歩きながら寺社仏閣を撮ったりした。当時は、拝観料が無かったので結構1日楽しめた。 

そんな時に、鎌倉彫会館だったかが生徒募集していた。興味はあったがなかなか手の出る代物ではなかった。先に、カメラかな。。。

それが、数十年が過ぎ習いに通うなんて思いもしない。

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コロナで暫くお休みしているが、運刀の練習に使っている図案。直線もマジに彫ると難しいが、刃先があっちこっちに動き飽きのこない図案だ。荒彫りが終わり、綺麗に仕上げてから塗りは専門の方にお任せしています。。塗りと彫りの両方に手を出してしまうと、どっちつかずになりそうだからです。小さな姫鏡ですが綺麗に仕上がってきます。砥いだら彫らないと出来がわからないしね。

こんな砥ぎが知りたくて入会したなんていないだろうな。でも目的があるとそれなりの新しい様々な出会いがあるので結構楽しい。25年の作品図案を考えないと。。。マグカップ、サラダボウル。

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何枚も彫っていると、砥いだら切れを確かめるのに都合の良い図案だと判る。

この他に、丸刀は別の図案を使っているのでまた後日にでも。

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