山の手入れ
色々とあります。10月最終日なので長くなりますが、山林の手入れを経験から書いてみます。。
さて今日何しようか。
つい春先だったかな。草刈り機でここまでしたのに、半年であっという間に………
こんな感じ。それも今回はマダニ対策と灯油バーナーで焼き尽くしたはずなのに、新しい種が豊かな土に育まれたんでしょうね。
18年に中古のトレーラを置いたのですが、当初は快適な山暮らし。父は、電気も引かず水も雨水やら、土手にパイプを打ち込みドラム缶に貯めた水を大黒号を使い風呂を使ってタンクを作った中に貯めた。
その水を使い、水洗トイレ-台所-風呂と色々な使い方を教えてくれた。台所のうらにブロックを積んで溜桝を作ったと思ったら、金魚を放してる。なんでも金魚が生きていれば水は大丈夫なのだそうだ。戦争中に満州 南方に行ってた経験からやった事なんでしょうね。生きていれば100歳超えた年なんですけどね。
3年位前の台風でトレーラも屋根が2度目のボロボロ中が雨漏りだらけに。雨漏りは、床もボロボロにします。壁も綺麗に見えて中はボロボロになってしまいました。使い続けながら、メンテをしないとダメですね。
父の建てた小屋は、壁が片面飛ばされてしまった。屋根に大きな杉の木が2本倒れ掛かっている。林内は、倒木だらけと極相林 スダジイが広がってる。一度捨て間伐して木の再生してやれば、子供達の20年後位までは何とかなるか。
これは序ノ口
大雑把だが数枚の山林内の画像をご覧頂いた。何か気が付きましたか。。手入れをする時に考えると、とても参考になります。
自然は、手入れをし続けるから綺麗であり続けますが止まると早ければ、半年で雑草だらけです。これが自然なんですね。今回は、あの台風の影響で10年以上手入れをしていても黙阿彌でした。いやそれ以上に荒れてしまい手が届きません。
ターシャ・テューダーさん 覚えていますか。彼女が亡くなる少し前に、手を止めて仕舞えば、5年も経たずに自然は元に帰ると話された一言が思い出されます。
さて、どんな事を考えたでしょう。 「もうやめた」かな
答えは、自然を上手く仲間にする事です。
毎日手入れが出来ても全てをするには、広すぎます。職人さんに頼む程利用出来ていません。費用も大変です。山の利用が無いのです。
自然を仲間にするとは、極相林内を見て頂くと薄暗く下草も生えていません。明るい所はもう大変です。
一部間伐した所は、新しい樹々が伸びています。広葉樹が成長してる所は、適度な草が広がってる。
緑の目 と言うのだそうです。グリ〜ンアイ そこからの適度な日差しが、新しい樹林を形成する。下草が生える。 です。
樹木の無い所が、ススキや荒れ放題になってしまいました。ここは、草刈り後遮光シートで被ってみようと思います… 多分破って伸びるかも… 仮説を立ててやるのも楽しいですよ。樹木が伸びてくれれば日差しも弱くなり、ススキは少なくなります。何年という時間で捉えて、果樹を植えてみようと準備してます。
地面の下には、沢山の種が陽の光を待ちわびている。そう光が当たれば芽吹く。ドングリは、30年でも待ってるのだそうです。
では竹林で樹木が生えないのは何故でしょう。………… 次回にでも