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合格率6.6%の全国通訳案内士(中国語)試験に合格しました

中国人観光客が激減する中ですが、今月は、中国系バスツアーを何本か担当しているのと、中国語翻訳や台湾出張のお仕事もいただいたりして、少しづつ中国語の仕事も入るようになってきました。

中国語のお仕事のウェイトはあまり大きくないので、現状影響はあまり大きくないのですが、中国語の教室をしようと思っても、「うちの町で中国語教室はやらないでほしい」、というクレームが町の人たちからあがったりと、びっくりするような嫌中意識が奈良でも高まっています。まあ、教室はこの騒ぎが落ち着いたら考えようと思います。

さて、全国通訳案内士試験の合格発表がありました。語学試験で唯一の国家試験です。

一時期、通訳ガイドが足りないと、旅行会社などからの圧力により、合格率が一時期30%超えましたが、平成30年に通訳案内士法が改正され、無資格でもだれでもガイドができるようになってからというもの、年々合格率が下がり続け、英語の合格率がついに10%切りました。素晴らしい激減ぶりです。政策的な意図がここまでもろに合格ラインに反映される国家試験も珍しくないですか?

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中国語は相変わらず低いですが、今年の合格率は特に低く6.6%です。訪日旅行の半数を中国語圏で占めていて、観光客数は増えてるにもかかわらず、合格者は減っており、今年は700名超の受検者がいて、全国で合格者は47名でした。

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受検者数も激減していて、むしろこれ、別に取らなくていいんじゃない?って話もでています。無資格ガイドが合法になるばかりでなく、通訳ガイドには有料の定期研修が義務付けられました。無資格には研修がないにもかかわらず、ガイドができます。それなら、高い維持費を払って資格取る意味ってなんなんでしょう?しかも、研修内容が、新人研修じゃないんだから、旅程管理と災害対策だなんて・・・。

<有料定期研修の義務づけについて>

ほんと、意味なくない?って感じですが、むしろ難しくなったことで有資格者であることが差別化できるのは歓迎すべきことなんではないでしょうか。というわけで、資格が意味ないくらい無資格ガイドが増えてる中、今更ですが、あえて取得してみました。

ちなみに、中国語は、十数年前に大学の第二言語で履修していたことがある以外は、中国ドラマなどでほぼ独学です。台湾好きなので、行くたびに上達している気がします。HSK6級(中国政府試験最上級)もとりましたが、最上級といっても、この試験は漢字が読める日本人にはとても有利な試験です。通訳案内士試験も6.6%の難関とは言え、落ちてるのはほとんど歴史や地理がわからない中国人でしょう(合格者名簿でネイティブの方は17名のようでした)。

文法は漢文と一緒なので、漢字が読める人なら日常会話くらいならすぐ慣れます。日本人には英語よりも中国語の方がずっと簡単なので、英語以外に何かプラスアルファで学習するにはオススメの言語です。

逆境吹き荒れる昨今ですが、長い目で見て、台湾でのお仕事や中国茶教室&語学教室など、仕事の幅を増やしていけたらと思います。

台湾サークルはじめました。



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