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パイナップルケーキ【鳳梨酥】を作りました

今日はパイナップルケーキのオンライン講座でした。

京都といえば八つ橋、沖縄といえばちんすこう、そして台湾といえばパイナップルケーキ。地名の代名詞とも言えるおやつですが、手作りしたことのある人は少ないのではないでしょうか。これまでうちで作った人は、人生で一番美味しいと口々に言います。やっぱり手前味噌がいちばんおいしいんですよね。

こんかいは初めてのオンライン開催。タイムリミットがあるので、三時のおやつに間にあわせるために入念に作業時間を計ってタイムラインを作っていたものの、室温32℃で生地がバテてしまい、やばかった。とりあえず何とか時間内に焼けました。

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最近、ツアーがないので、何してるんですか?とよく聞かれますが、こんなことばっかりやってます。週1オンライン講座でも、実験を繰り返さないといけないので、今月のテーマはパイナップルだったので、いったいパイナップル何個食べたことか。

(食べ過ぎて舌がしびれて味覚なくなり、コロナの疑いありでPCRを受けたら実はパイナップルのせいだったという・・・。お騒がせですみません。。)

地産地消から言うと、奈良は柿の産地なので、秋にはぜひ柿餡でケーキを作ってみたいなと思います。

ティータイムに台湾蜜香紅茶

去年訪問した台湾客家の茶農家さんの蜜香紅茶をティータイム用に送らせていただきました。

蜜香紅茶は、ウンカが汁を吸った茶葉のみで作られるお茶で、甘くフルーティーな香りがするのが特徴です。倹約家で、もったいない精神で何でも捨てずにとっとくとされる、客家(ハッカ)の発明品だと言われています。虫に食われた茶葉を試しに飲んでみたらうまかったのだそう。

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ウンカの食害を受けた茶葉は、黄色く変色し、防御反応から出すファイトアレキシンという物質が発酵すると、奇跡的にマスカットやハニーに例えられる甘みと芳香を併せ持つ茶葉になるのだそう。その茶葉を烏龍茶にしたものが「東方美人(オリエンタルビューティー)」として海外でも評判になり、紅茶が蜜香紅茶と呼ばれています。

食害を受けた茶葉のみを手積みするのでめっちゃ大変なんだそう。見た目がこんなんだったら捨てちゃいますよね。製茶してみようと思った人がすごい。

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豆豉作り

もうこの太陽のエネルギーを利用しない手はないと、ワークショップと同時並行で、いちじく茶づくりと塩漬けにしておいた豆豉を天日干しにしました。

いちじくの葉で作ったお茶はいちじくの味がするんですよ!

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豆豉はみやもと糀店さんで習ったやり方で、めちゃうまい!けど、台湾のはもうちょっとこげ茶色だったので、もうちょい熟成してみようかな。

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タイの納豆作りの記事はこちら

太陽の力をぜひ暮らしに取り込んでみてくださいね!

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民族植物と食の実験室 | 里山文庫@奈良
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