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noteサークル機能の説明会に行ってきた!(2020年2月14日)
noteサークル機能の説明会があるという情報を見つけて参加してきました。
バレンタインデー、金曜日の夜にも関わらず、会場には約100人ほどの参加者がいたと思います。
実際に画面も見せて頂きながら説明もしてくれたので非常にわかりやすかったです。
シェアOKのところを備忘録として書いてみました。
平野太一さん♂(noteディレクター)
こにたんさん♀(noteのデザイナー。サークル機能のPM。)
が司会進行として色々説明してくれました!
本日のアジェンダは以下の通り。
noteとは
月間アクティブユーザー2,000万人。会員登録者数150万人。
noteのミッション
だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。
noteの雰囲気をつくる3つの特徴
・ランキングがない
→多様性を持たせるため
・広告がない
→クリエイターの記事に没頭できるように。
・編集部がある
→毎日1万以上の投稿の中から全て人力で数十記事ピックアップされている。
どうしてサークル機能をつくったのか
執筆だけに止まらないああらゆるジャンルのクリエイターがファンと繋がれる仕組みをつくりたい、というところから開発に至った。
サークルでできること
あらゆるジャンルのクリエイターが月額会費制のコミュニティや同好会を手軽にはじめられる機能。
プランを設定することで、簡単に始めることができる。
オーナー/メンバーができること
外部サービスへのリンク設定ができるのは良い。
メンバーからすると、複数プランや複数サークルに加入できるのも良いし、サークルごとにオーナーに知らせたい情報を設定できるのも地味に良い。
今後も機能拡充予定とのことで期待!
1)サークル/プランの作成や管理
初回リリース時は、どのプランも同じ掲示板が見られるので注意!
プランによって掲示板が見れる見れないの設定が今はできないということ。
現状、無料のサークルは作れない。100〜10,000円。
有料記事プレゼントという機能で差別化をはかることがオススメ!
2)掲示板機能
加入したメンバーが見れる掲示板。
今後、プランによって見れるメンバーは限定できるよう機能拡充予定とのこと。
3)メンバー管理
メンバー管理は、一通り機能があるよう。
・一覧表示
・絞り込み プランごと、大会ごと
・詳細表示 プラン、メールアドレスなど
・退会させる
サークルをはじめるには
サークル概要は、サークル加入前の人が見る情報になるので、わかりやすく。
●プラン作成
プランに関する画像がなくてもOK!
デフォルト画像をいくつか準備されている(←ここ自慢ですw)
どんな人向けのプランだったり、どんなサービスのプランなのか、をわかりやすく記入すると良い。
プランを作ったあとに価格変更はできない!途中で変わるとクレームになる可能性があるため。
公開設定を非公開にしていると、審査が通ったあとにいきなり公開されるのではなく、非公開の状態で完成する。
参加お礼メッセージは、感謝のメッセージと共に、サークルに入ったらやって欲しい最初のアクションを書いておくと良い。自己紹介してねーとか連絡先入れてねーとか。
審査に必要な情報は、臆せず入れるべしw
審査の参考にするようです。
記事を1つ、サークルの説明として設定することができるようです。
サークルの説明となる記事を準備することも大事そうですね。
サークルと立ち上げた経緯や実現したいこと、普段やっていることなど記事にしていると未加入の方にも伝わりやすいですね。
今後追加したい機能
定期購読マガジンとの連携
サークルの投稿にもオススメやサポートなどを導入
イベントカレンダーの作成
サークル内検索機能
年会費など、月額以外の課金方法の実装
サークル運営初心者を助ける機能の拡充
管理機能の拡充
アプリへのサークルの機能追加
サークルの運用事例
名前がサークルとしているのは、使い方を限定しておらず、同じ趣味趣向の人で集まるとか、ファンクラブみたいにするとか、好きなように広く使って欲しい意味合いからだそうです。
実際、5〜15人くらいのコミュニティとしてサークル機能を使っている人が割と多いようです。
①コミュニティを運営するなら
②ファンクラブを運営するなら
③写真教室を開催したいなら
コメントを活用するのもサークルとしてコミュニケーションが発生しておもしろそうですね!
以下の方々のサークルを例にお話されてました。
『in living』さん
『横田裕市/写真家』さん
『深津 貴之 (fladdict)』さん
有料記事をプレゼントする機能も是非使ってみてください、とのこと。
サークルを活用するポイント
・コミュニティ初心者は、プランをまずひとつにする。
→複数やると大変。
・質問形式でコメントを促す、ちゃんと返信する。
→メンバーとの交流をしっかりすることでサークルっぽく
・自分のSNSやnoteでサークルを紹介する(Twitterでサークルの内容をチラ見せする)
→実際どんなサークルかがわかりやすいと入りやすくなる。
これから始めたい方は、note公式から出ているこちらの記事を参考にしてください。
よくある質問と回答
まずは事前に受付けられていた質問から。
Q.審査基準はどうする予定?
A.審査基準は図時アップデートしていく。少人数のニッチさなサークル申込大歓迎!有名無名は関係ない。
Q.類似サービスとの違い
A.記事などがある場所とコミュニティが一本化できることがいちば庵のポイント。使い方も、開発も伸び代がある。
Q.手数料はどうなる?
Q.荒らしにあったらどうすれば?
A.オーナーはメンバーを即時退会させることができます。
退会させた月の会費はメンバーに返金されます。
ここからは会場から出た質問。
Q.1ヶ月だけ加入して退会することも可能か?
A.はい、可能です。有料記事は手元に残ってしまうが、掲示板は会員だけが見れる。
Q.オーナーは一人のみ?複数可能?
A.今後、共同運営者は複数にできるよう機能拡充予定。
Q.返金機能について
A.単発の有料記事のみ。サークルは月額会員制なので、返金機能はついていない。もし返金して欲しい場合は当事者同士でやりとりする形か、メンバーを退会させる形で当月の会費が返金されるようにするか、サポートにご連絡頂ければ。
Q.サークルの画像のサイズは?
A.画像のサイズは16:9で準備ください。
Q.サークルに入ったメンバーは、サークルごとにプロフィール設定できる?
A.サークル機能に参加するにはnoteアカウントが必要なので、サークルごとに設定ではなくnoteアカウントが紐づく。
Q.今後ゲストアカウントは?
A.盲点でしたw 今後開発メンバーと検討していきます。
Q.マガジンとサークルの違いは?
A.定期購読マガジンも月額機能もついているが、執筆が得意な方に愛用されていることが多い。
サークル機能は、執筆以外でコミュニケーションやサービスなどが得意な方向けに作ったイメージ。
Q.サークルの概念はどういったものを想定している?大学のサークルのように代替わりしたりするイメージは持っているか?
A.それは新しい視点!イメージはクリエイターがいて一緒に盛り上げるだが、クリエイターが中心になっているのが現状。
サークルという名称を使ったにも関わらず、代替わりの発想がなかったので今後取り入れて検討していきます。
Q.noteを新しく始めるモチベーションや利点は?
A.記事がたくさんある人がサークルを始める、サークルを始めた中でゼロから記事が充実していく。noteという街の中に、サークルを出すというメリットはあるんじゃないか。
Q.メンバー側が加入するプランの変更は可能か?
A.アップセルみたいな形で月の途中で切替という機能が今はないので、追加でプランに入るか、月替りのタイミングで辞めて新しく入るか。
Q.1noteアカウントに1サークルだと思いますが、今後複数サークル管理機能を開発する予定はあるか?
A.ご要望がたくさんあるので、可能性としてはあり。ご要望をたくさん頂くと優先度が上がっていくこともある。
Q.審査期間はどれくらい?
A.時期によって審査数が変わってくるが、おおよそ1週間以内が目安。
ただ、今は機能リリースしたばかりのため、審査が多くもう少し時間を頂くこともあります。
Q.審査結果はOKでもNGでも連絡きますか?
A.はい、どちらかの連絡があります。
Q.強制退会させられたメンバーは再度参加はできない?
A.はい、再度参加はできません。
Q.サークルが賑わっているかどうか加入前に見ることはできるか?
A.サークルにメンバーがどのくらいいるのかを見ることができる。
中でどのくらいアクティブに動いているのか今は見えないので、アクティブ度合いも見えるように検討したい。
サークルメンバー自身が公開するしないを選べるので全員表示されている訳ではない。
Q.銀行振り込みも可能か?
A.現状はできない。ご要望が多ければこちらも検討する。
Q.年会費制度の機能追加はいつくらい?
A.今年中には出せたらなぁ、、w
Q.コンテンツがない状態でも申請は可能か?
A.はい、可能です。『今後、こんなコンテンツを作成予定です。』と審査欄に書いてもらえたら。
Q.流入経路について、検索でひっかかってくることはある?
A.サークルをまとめたページを鋭意作成中。
自分の興味ある分野のものが見つかるようにしていきたい。
ご自身のTwitterやFacebookなどで発信することが更なる流入経路にもなると思います。
最後に
会場には男女問わず、約100人ほどの方々がいらっしゃって、最後の質問コーナーや終わってからも色んな質問が出ていて、コミュニティの価値が広まっていることをすごく感じました。
noteのサークル機能も今後利用する人がどんどん増えてくるんじゃないでしょうか。
僕自身もこのサークル機能をどう活用できるかしっかり検討して入れ込んでいきたいと思います。
機能の拡充も期待しています!!
要望が増えれば開発の優先度も上がるかも、とのことだったので気付いた点はどしどし要望出していきたいと思います。
本日は貴重な機会をありがとうございました!非常に勉強になりました!
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