正義の御旗と誤報記事

２７日のフジテレビ１０時間超の会見に、マスコミというものへの不信感が募った人は多かったのではないだろうか。

僕は、集まった記者たちの態度の悪さ、決めつけた発言、自分の思い通りのシナリオを描きたいだけの質問には辟易した。フジテレビ側を擁護するつもりはないが、改めて「正義の御旗」の恐ろしさを見た思いだ。

企業リスクなどに詳しい、桜美林大ビジネスマネジメント学群の西山守准教授が28日昼、TBS系「ひるおび」に出演。中居正広氏（52）の女性トラブルにフジテレビ社員が関与したなどと報じられた件について、同局が行った2度目の会見などについて特集した中で、一部週刊誌に対する私見を述べた。

この日、同番組では27日午後4時から始まり28日午前2時23分ごろ終了した、フジテレビの会見などについて扱った。

この件をめぐり、一部週刊誌などでフジ社員A氏の関与疑惑が報じられ、フジ側はそれを否定していることなどについて聞かれた西山氏は「週刊誌の報道には疑問がある」とコメント。「（A氏の関与疑惑については）これに関しては第三者委員会でちゃんと調査をしなければならないことなんですけれども、もともとこの（中居氏と女性のトラブルを最初に報じた）記事が出ているのが『女性セブン』で、このトラブルによって“解決金9000万円が支払われた”みたいなことがあるわけですけども、女性当人から“9000万円もらってません”という証言が後で出てくるんですよ。そうであれば、この記事の信ぴょう性も疑うべきであろうということで…」などと話した。

さらに「中居さん側も“当事者以外の関与はありません、第三者の関与はありません”（とコメントしており）、フジテレビも（会見などで）3回否定している…となると週刊誌が誤報である可能性も十分あると思っていまして、私は。そうであれば、万が一週刊誌が誤報であったとすると、『女性セブン』、あるいはそれの後追いをした『週刊文春』は謝罪会見を開くんですか？　検証調査をやるんですかと？　そこは問いたいですね。もちろんフジテレビがやってたら適正にA社員を処分しなければならない。でも逆に誤報をやってこんな大きな問題を起こしてしまった週刊誌は何の責任も問われないんでしょうかという。もちろん、適正に調査して、責任を取るべき人がとればいいんではないですか…、というのが私の提案です」などと指摘した。

日刊スポーツ新聞社（ネット記事）

文春は一部報道内容が誤っていたことが判明した時、謝罪文も出さずにシレっとネット記事を勝手に修正した。それに橋下徹が「なんか前と記事内容が変わっていないか」と文春に問い質したところ、文春側は訂正文を出した。しかし出した場所は文春の有料記事にシレっと置いただけだ。

「正義の御旗」で攻め立てるのは勝手かもしれないが、その「御旗」自体の信ぴょう性が揺らいだ時、彼らはどう責任を取るのか。これまでに彼らが社会的に責任を取ったことはないですけどね。

ま、フジテレビがどうなろうと知ったこっちゃない。
それよりもまず、値上げが続いて生活が苦しいので、そっちのほうを重点的に報道していただきたいです。それこそ石破さんに「ガガガガーッ！」と！ほんと税金の使途を知るにつれ、払いたくなくなるわ。

つーか教えて欲しいんですけど。
中居くんのトラブルってなに？どのこと？確定事項はなに？