ドラマ完走感想/花咲舞が黙ってない
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花咲舞が黙ってない 最終回
先ずは気持ちよく完走させていただき感謝!
以下は全くの一視聴者の感想に過ぎません!
何かと前作の主役・杏と比較されてしまった今作の今田美桜。
僕は十分に互角だったように思える。
というのは杏が花咲舞をやった時もまだまだフレッシュだった、
という意味ですが。
何よりも池井戸潤さんの原作には圧倒的な力がある。
原作のパワーに役者陣がどこまでついていくのかという構図がこの作品のみどころだと思ってみていました。杏も今田美桜も全力で偉い人たちにぶつかっていき、不正をしている上司にお言葉を返す姿はやっぱりスカッとしました。
違う点があるとすれば、本作の今田美桜はとにかくでっかい目で芝居をするのが魅力ではあるが、心の迷いや口惜しさなどの弱い部分が、杏に比べて見えやすかったように思いました。言い方を変えると一生懸命さよりも、芝居が透けて見えやすいとも。「花咲舞が黙ってない」はファンタジードラマだと思ってみていますので、繊細な芝居らしきものが時折邪魔にも見える。そういう点で杏はある種役柄に徹した(ファンタジックなキャラの)花咲舞を演じていたのかなとも思いました。
とはいえ、僕自身が視聴している年齢が全然違うので、僕の体感も決して公平ではないだろうな。
今田美桜さんは来年春からの「あんぱん」でヒロインが決定しています。どんなキャラクターで臨むのか楽しみです。
あ、解決して舞にお礼を言う菊地凛子さんのワンカットに心を動かされました。たった3秒の表情でグッと来させてくれる芝居を見ると「役者ってマジすげえな」と本当に思います。
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