患者さんのそばにいる者として
同僚から、「ここの人たちって、○○だよね。」
という言葉を言われることが多い。
ここの人たちって・・・アナタもここに所属している、ここの人たちだよ!って思うんだけど、
私はここの人たちとは違う、という感覚ってどんな感覚だろう。
単に、職場の風土を指摘しているだけなのかもしれないけれど、周り回ってここに長くいる自分が否定されている気がするんだよねー。お前は何も思わないの?お前はどう思うの?って。
でも、もっとこうしたらよくなるとか、こういう風にしてみようよ!と自由にオープンに言える風土じゃないということかな。
でも、そういう風に、私の耳に入るということはひとつのきっかけになるし、耳に入ったからには、そこに、私に、責任が生まれると思ってる。
全てが正解とは限らない。でも最初の声を上げることはとても勇気のいる事で。間違いや勘違いはあると思う。
だけど患者さんのためだったら、間違えても間違えてなくても声を上げることって絶対必要だと思う。
忙しくて無理だから、とか皆やる気が無いからとか、今じゃないとか、言い訳を考えるのは簡単で。
だけど、5パーセントを変える努力はし続けなければいけない、と思う。
よく、できるだけのことをやったのよとか、あの時はこうだったから、とか過ぎた事を美化することは私は好きじゃない。
患者さんのそばにいる者として、その態度は怠慢だと思う。
本当にそれでよかったのかな、とか、どうすればもっとよかったのかなとか考え続けることが必要だと思う。
正解が無い世界だから、目的や本質を忘れずに自分に厳しくあり続けること、馴れ合いに染まらないこと、たった5パーセントでも改善を続けることを大切にしていきたい。
のぶこ
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