良い、悪いから離れてみる。

　今日は境野勝悟さんの『一休 禅の言葉』から、
「良い、悪いから離れてみる。」という言葉を紹介します。

あっちでもいいし、こっちでもいい。

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今回はなかなか深い話です。
日本人は我慢しがちです。
転職も離婚も「してはいけない」と思う。

「別にしたっていいではないか」
というのは、一見寛容なように思えます。

しかし今回のお話では、
どんな職場でも、どんな配偶者でも一緒ではないか？
という教えになります。

つまり、どんな相手でも逃げ出したくはなる、
という発想になります。

選択肢が多い現代をたしなめるような、
あきらめましょう、と諭すような、
なかなか現代の日常では発想しにくい教えですね。
良いとか悪いとかなく、何でもいい、とは。

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No.25　「良い、悪いから離れてみる。」

一休「禅」の言葉: 自由に読む、自在に生きる (知的生きかた文庫)