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『稼ぐ言葉の法則』(神田昌典)を読んで。
こんにちは佐藤です。神田昌典さんの『稼ぐ言葉の法則』を読んだので、その感想を書きたいと思います。
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神田昌典氏は、日本でも有名&トップのマーケター、コピーライターで、上智大学外国語学部卒業後、ニューヨーク大学経済学修士を経て、外交官試験合格、外務省経済部に勤務。 その後、戦略コンサルティング会社に勤め、1998年に経営コンサルタントとして独立しました。
神田氏は「PASONAの法則」を考えた人です。
Probrem(問題)→ Affinity(親近感)→ Solution(解決)
Offer(提案) → Narow(絞り込み)→ Action(行動)
本書では「PASONAの法則」を元にして、稼ぐ言葉が紹介してあります。前書きの文章がとてもエネルギー溢れるので紹介したいと思います。
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今では驚くほどの収入を稼ぐ ”普通の人たち” が急速に増えてきている。しかも、その人たちは、好きな仕事に楽しく取り組んでいる。
どれだけの収入を得るかは、あなたという個人がどれだけ才能を見出し、顧客に「売る力」を持っているかだ。
生涯、どんな夢と情熱を持ち続けるだろうか?売ることを避けていると、本来持ったあなたの才能が磨かれず、世の中にも活かせない。
売ることにしっかり向かい始めることで、あなたの才能が浮かび始める。それは言葉の使い方を、ほんの少しだけ変えることから始まる。
(本書「はじめに」抜粋)
「売ること」には罪悪感を抱きがちです。自己PRが苦手な人も多いです。ただ魅力を引き出して伝えると思えば、悪い事ではありません。
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本書ではまず「人を動かす状況」が説明してあり、その後「自分を動かすマインド」が紹介してあります。簡単にまとめると、
人を動かす状況とは
・苦痛を避ける ・健康を求める ・会社への信頼
・新しい自分への変化 ・満足を得る ・商品価値
「相手を思いやる気持ち」が無いと不誠実になります。
相手の状況を深く理解し共感する。そして自らが持っている商品の魅力を熟知したうえで上手く伝える。「知る→伝える」が大事になります。
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続いて本書「自分を動かすマインド」とは、
・どんな痛みを解決できるのか考える
・変化の先にあるチャンスを考える
・「情報」を伝えるのではなく「感情」を伝える
・「できる」ではなく「できないのはおかしい」と考える
ここだけ抜き出すと、営業的というか、自己啓発のようにも見えますが、総じて「後ろ向きではなく、前向きの発想」ということですね。
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まとめ
・稼ぐことは、自分の能力を活かすこと
・PASONAの法則を使って、問題解決法を伝える
・相手を思いやり、自身も前向きに
「稼ぐ言葉の法則」であるので、利益を上げる言葉の使い方と、利益を上げる気持ちになるような、言葉の使い方が紹介してあります。やる気を出し気分を上げたいときに読むと良い本ですね。
(1190文字)