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人は持ちつ持たれつ生きている。
今日は境野勝悟さんの『一休 禅の言葉』から、
「人は持ちつ持たれつ生きている。」という言葉を紹介します。
みんな同じ空気を吸っている。
◇
「持ちつ持たれつ」を意識するのは、
人生経験を経て、年齢を重ねてからだと思います。
若いうちは、他者からの親切など
当たり前だと思い気づかないし、
自分自身(の能力)や同世代、仲間への
関心が強すぎます。
誰かのお世話をするようになってから、
(つまり子供が大人になってから)
はじめて「感謝」を覚えます。
「持ちつ持たれつ」が理解できると、
他者に強く当たる必要はなくなります。
誰だって不完全で、ミスもするし、
自分一人だけで生きている訳ではないのですから。
◇
No.43 「人は持ちつ持たれつ生きている。」