建設業のシンママ、一周遅れの昇格試験記 15 オードリー・タンの言葉
月曜日に一次試験を通過し、火曜日から2次面接用に来週提出するシートに取り掛かるも、会社でのワタシ、ワタシが会社をどうしたいか、組織の何が課題か、そこでワタシのとる具体的行動は、ありたい会社の姿は?ってことを聞かれても、ふむむ、うかばない。。そして、SWOT分析、2枚だけなのに、2日で上げよう、チェックしてくれると言っている上司に送ろう、と思いつつ、今日の昼までうんうん唸り、何とか提出。すぐに見てくれて、根本的、抜本的に改革が、ワタシのシートに必要なことが分かりました。
そもそも日本語がおかしい、というか、明晰な文章が全く書けない。これ、自覚しています。かたや、エッセイはすきなんです。エピソードもよく覚えているんです。ここに夜な夜な書いて、スキを頂けると、ますます幸せを感じるのです。
でも、会社の社是が何だったか、会社の課題なんだったか、正直、よく覚えていないし、思いつきもしない。組織理念、という言葉が、体に入ってこない体質でした。
それでも、イソジを超えて、辛酸なめて、プロジェクトが出来上がってきた今感じるのは、人と繋がること、人と苦楽をともにすること、笑える一方、一生懸命に知恵を出し合えるのって、とても楽しいし、生きててよかったくらいの満足感を時に味わえる。
今かよ、気づくの、って大きい声ではいえませんが、ワタシはそれでもいいのだと思うのです。人には人の乳酸菌。ワタシには私の成長過程がある。3-40代、仕事にも子育てにも必死で体を張ってきた、理念、あったか?いやその日暮らしだったろ。妻役は、遮断されたし、実際、破綻したね。まぁいいじゃない、元気で生きていれば。
っていうのが本音なものの、やはり、色々な人に助けてもらっている身としては、できるだけのことはやって、どうせなら楽しみたい、SWOT分析だって、シートだって楽しんでみようじゃないか、上司も人の訳わからない文章を読んでくれて、またチェックしてくれると言っていて、なんていい人じゃないか、同じ年か一個しか違わないだろうけど、見習いたい位の正統なご意見。流れている空気の優雅なこと。
ということで、SWOT分析を学ぼうとしたその時、オードリー・タンのインタビュー記事を読んで泣きそうになりました。それはこちらです。
でも、人生の最初の12年間は、次の日に目が覚めるかどうかわからないまま眠りにつく毎日でした。この命がいつ尽きるかわからないという状況のせいで、ある習慣が身につきました。それは、毎日学んだことをすべて公開するということです。だって、もしかすると次の日にはいないかもしれないじゃないですか。いわば、
「公開してから逝け(Publish and then perish)[★02]」
ということですね。つまり、旅立つ前に知識を公開するということが最大のモチベーションになったのです。自分自身をパイプ役だと考えて、良いアイデアを思いついたら毎日公開する。そうすれば、安心して眠りにつけます。オードリー・タンとの対話#3 自分自身を「代表」すること | DISTANCE.media
ああ、なんと、美しい。しかも、★02を押してみてください。元々は出版できない位なら逝ってやる、的な出版業界のはき台詞からの、転換のようなのです。素敵な、きらきらした、おだやかな、優しい、美しい、思考。
ああ、いい言葉を頂きました。そうです、私には私の使命、乳酸菌。SWOT分析とは、を調べて学んで眠りにつきます。
今日も生きてめでたし。ありがたい言葉を聞けて、読めてめでたし。おやすみなさい。