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旅の日記。

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できるだけ遠くへ、少しでも長く旅したい。
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#旅する日本語

旅先での会話は、とりとめなく続いていく。

旅先での会話は、とりとめなく続いていく。

僕たちは、旅先の知らない道を黒のレンタカーで移動していた。信号機のない海沿いの道を心地よく走り抜け、市街地へ入った時だった。助手席に座っていた彼女が、

「前の車、次の信号で左折するよ」

と言った。ほどなくして、前の車は次の信号で左折した。「どうしてわかったんだ?」と僕は尋ねた。彼女はふふふ、と笑うだけだった。

彼女に特殊な能力がない事は、よくわかっていた。直感が鋭い方でもない。商店街のくじ引

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今度は、どこへいこう?

今度は、どこへいこう?

佐渡は二回目だった。心配していた天気も回復し、盛夏を感じさせるような陽が射し込んできた。私たちは黒のレンタカーに乗り込み、青い海と田園そして山並みを満喫していた。

「おいしいね」「きれいだね」「たのしいね」

普段は、聞き役に回ることの多い彼女が、まるで子供の頃にもどったかのように、思ったことを口にし、はしゃぎ、並んだ料理を口に運んでいた。私は、そんな彼女の様子を写真に収めながら「ここに連れてき

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「コスパの悪い旅ランキング」が、存在するならば。

「コスパの悪い旅ランキング」が、存在するならば。

山登りはキツイ。
登っている最中は「苦しい、ツライ、頂上はまだか?」
そんなことばかり考えている。

何時間かけて登っても、頂上にいる時間は一瞬だ。
せいぜい20分程度? いや、もっと短い時だってある。
そして、登ってきた道を戻らなければいけない。

帰宅してからも、筋肉痛やケガなどに悩まされたりして。
コスパが悪いこと、この上ない。

夏休み、ある山に登った。
「苦しいツライ頂上はまだか?」を1

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