事故物件と聞いてどのようなことを想像されるでしょうか? 何をもって事故物件とするのかはさまざまでして、広い意味ですと、当該建物で人が亡くなった物件というものもあれば、亡くなった原因を自殺や他殺といった形で狭くとらえるものもあるようです。 実際にはどのような形で裁判所では判断されているのでしょうか。 心理的瑕疵心理的瑕疵(しんりてきかし)とは、不動産の取引にあたって、借主や買主が当該取引をするのに抵抗を示すおそれがあることをいいます。 具体的には、自殺、他殺といった人の死に関
立ち退きがあるのはどんなとき?建物を貸し借りしているときに、立ち退きをしたい、あるいは求められるというのはどんなときでしょうか。具体例とともにみてみましょう。 ①契約に違反しているとき 契約に違反しているときに、契約を解除し、立ち退きをということがあります。 例)賃料を滞納している、払っていない。無断で第三者に貸してしまった等 ②契約に違反していないが貸す側の都合があるとき 契約に違反していないときでも、貸す側の都合で必要だということで立ち退きをということがあります。
瑕疵(かし)担保責任、契約不適合責任と聞いてピンとくる方はとてもお詳しい方かもしれません。何それ?という方もおられるのではないでしょうか。 今回は、この「何それ?」について記載していきます。 何それ?瑕疵(かし)とは?契約不適合とは? 瑕疵(かし)というのは、①種類、②「通常」期待される内容・性能・品質がない、足りないことです。 契約不適合というのは、令和2(2020)年4月1日に施行となった新民法からのものです。瑕疵が契約不適合という用語に変わりました。その名のとおり
私は京都弁護士会所属の弁護士の佐藤善紀です。 どうぞよろしくお願い申し上げます。 内容は不定期に更新する予定にしております。 自己紹介昭和60(1985)年7月16日生まれ 埼玉県所沢市出身 趣味 サッカー 観る専門になりました。 ゴルフ 目下練習中です。 読書 法律書や経営に関する本が多いです。 ホラー YouTube中心です。 おすすめチャンネルは「島田秀平のお怪談巡り」です。 テーマ注力している不動産業、建築、建設業に関することを書く