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妄想を片付けながら現実と対峙するのが旅の醍醐味

インスタグラムの投稿を転載。


【中禅寺湖 秋を迎えに】

標高1,269m。

夏へのお別れと初秋を感じるため、日本一標高の高い場所にある湖、天空の湖といわれる中禅寺湖へ行ってきた。

最近は町のホテルに滞在し、まちなかを歩き回る旅が多かったので、久しぶりに自然を感じながら眠りにつき、目を覚ます日々を過ごしたくなった。


なんだかんだいって、まだ横浜は暑い日が続き、海が近いので湿気もヒドい。9月に入ったけど避暑地に行く感覚だった。


涼しい湖畔に滞在し、非日常の旅のなかで、本を読んだり映画を観たり、自分時間を満喫しようと意気込んでいたが、

「思うてたんと違う!」

と、爆笑したくなるような、真っ白な霧に覆われた町と向こう側が見えない湖の不気味な広がり。まるでホラー映画の世界観。


旅の出発時に広がった妄想を片付けながら、
ただただ目の前に広がる現実と対峙する。

これこそ、旅の醍醐味なのだ。


旅に正解はない。
自分で正解を作っていくのが旅だ。


時間はある。

曇天の湖を眺めながら、露天風呂につかり、日光ブルーイングを飲みながら窓際のソファでゆったりと過ごすことにした。




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