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チセづくり床編(2022年1月の作業記録)

2022年1月8日-10日のチセ作業記録。
3連休で床を仕上げてしまいましょうぞ、という意気込みのもと、極寒の新十津川でチセづくり作業を行いました。

根太の造作

さて、床を張るには床板を張るための土台が必要で、この造作にかなりの時間を要しておりました。この日も緻密で根気のいる作業からスタートです。

初日の作業風景

根太の寸法を測り、丸鋸で切断し、防腐塗料を塗り、インパクトドライバーで打ち付ける、をひたすら繰り返します。

測り、切り、塗り、打ち付ける

壁の茅葺に着手

そして、なんと、並行して壁の茅葺きにも着手しました。
まずは、壁の厚みと高さに合わせた茅束を作りまして

茅束づくり
寒さに負けずどんどん束ねる

バケツリレーでどんどん運びまして

茅束を運ぶ
このルートで茅を運べるのも今だけ

壁にぎゅうぎゅうに詰め込んでいきまして

茅束をぎゅうぎゅうに詰め込んでいく
壁を葺く
紐で縛る
針(ケム)を使って編んでいく

短いケム(針)使って壁茅を編んでいきます。

窓は技術を要します

いやしかし、柱に使った材が太いので、壁の厚みもそれにあわせますので、茅束がかなり必要です。
そして、なんと、東面の茅束を用意したところで、この3年間刈りためた茅がなくなってしまいました・・・!!
どうしよう、春の茅刈りを頑張らないと完成が遠のいてしまいそうです。。。

床下の防湿対策

さて、床の話題に戻ります。根太の造作がだいたい終了したところで、このまま床板を張ってしまってもいいのですが、ここで床下の防湿対策を講じることにしました。
床下に大量の炭を撒けば湿度が調整されて快適なのではないだろうか、ということで、いつもお世話になっている大西林業さんから購入した粉炭を埋設したのであります。

粉炭を
撒いてやったぜ
ぎっしりと
作業後は全員真っ黒け

床板を張る

そしていよいよ床板を張ります。基本はコンパネをそのままインパクトでうちつけていくだけですが、壁際や柱の周りなどは現状あわせで切断しながらの作業。

床板を張る
潤さんもだいぶ電動工具が板についてきました
床板作業は進捗がよい

食事やおやつ

さて、共同作業に欠かせない美味しいごはんや休憩のおやつ。
どういうわけかあまりいい写真がないので、全部は載せられないんだけれども。少しだけ。

お昼は体があたたまる三平汁だ
道民のソウルフード「たらこ和え」や自家製キムチなどのお惣菜
夜は焼肉!手前はレンコンのえびはさみ揚げだ!

今回は焼き芋屋のこうのさんが参加してくれたので、3時のおやつには美味しい焼き芋をいただきました!

作業の合間にはこうのちゃんの焼き芋
これが焼き芋キッチンカーだ!
新しいお酒を開ける時にはカムイノミ
夜はエカシのウエペケレに耳を傾ける
朝食は焼き魚と赤ウインナー
ヴルストよしだの赤ウィンナーだぞ


お昼は定番のカレー

いよいよ床が完成


さて、3日目。いよいよ床が完成するのでありますか?

床板張り作業がどんどん進む
床ができると快適だワン

3日間の床づくり作業を早回しで見てみましょう

3日目も暗くなって、ようやく床ができました!

床ができた!
みなさまお疲れ様でした

お疲れ様でした!


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