satoshi tokuda vet

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最近の記事

狂犬病予防注射について

厚生労働省HPより https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/ 「狂犬病予防法が制定される1950年以前、日本国内では多くの犬が狂犬病と診断され、ヒトも狂犬病に感染し死亡していました。このような状況のなか狂犬病予防法が施行され、犬の登録、予防注射、野犬等の抑留が徹底されるようになり、わずか7年という短期間のうちに狂犬病を撲滅するに至りました。この事例を見ても、犬の登録や予防注射が狂犬病予防にいかに重要な

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    • 犬と猫の認知機能不全症候群

      犬と猫の認知機能不全症候群とは、 一般的には「認知症」とほぼ同様で、 認知機能の低下によって、行動障害を呈し、患者および飼い主のQOL、生活の質を低下させます。 高齢犬には認知機能不全症候群のセルフチェクもあり、簡単にご自宅でセルフチェックができます。 https://nestle.jp/brand/purina/proplanveterinarydiets/product/dog/nc-neurocare/DISHAA/ 犬や猫では、無目的に鳴いたり、特に夜鳴きや夜間

      • 術前検査の重要性

        術前検査の大切さ 今回は、ペットの手術における「術前検査」の大切さについてお伝えします。 当院では、避妊や去勢手術など、全身麻酔を伴う手術の前に、身体検査はもちろんのこと、血液検査やレントゲン検査を行っています。 術前検査を行う理由は、ペットの体調をしっかり把握すること、麻酔や手術に伴うリスクを評価すること、そして手術中や手術後の合併症を防ぐためです。これらにより、ペットが安全に手術を受けられるように最善を尽くすことができます。 検査結果によって、麻酔薬や麻酔の方法を変え

        • 猫の糖尿病

          最近、猫の糖尿病の患者さんが立て続けに来院しました。 日本の獣医業界では、9月に入って、経口での糖尿病治療薬が販売されるようになり、新たな治療法ができるようになりました。 従来は、インスリン治療しか方法がなく、飼い主さんが毎日注射を猫に打っていたので、経口投与で治療できるのは、飼い主にも猫にもハッピーな治療法だと思います。 そんな感じで、少しトピックになっていたので、猫の糖尿病について、chat GPTにまとめてもらいました。 「猫の糖尿病:原因、治療、そして自宅でのケ

          ミッション、ビジョン、バリュー

          私が獣医師として思っているミッション、ビジョン、バリューについて考えをまとめてみました。 ミッション私たちの目標はペットとその家族が共に幸せに過ごせる時間を増やすこと。 ビジョン私たちは、ペットと家族が幸せに過ごせる時間を増やすために、病気の治療だけでなく、予防、健康維持、ペットと暮らすための知識などを提供する獣医療の確立を目指します。 それを実現するための治療、健康維持、予防、啓蒙を行える環境(病院)作りを推進します。 バリュー健康維持 健康診断を推奨し、病気の早

          ミッション、ビジョン、バリュー

          猫の予防について

          今回は、猫の予防についての記事を書いていきます。 猫の予防には大きく3つあります。 ①混合ワクチン ②ノミダニ駆虫薬 ③寄生虫駆虫薬 (+)フィラリア駆虫薬 混合ワクチン 主に3種混合ワクチンです。 猫汎白血球減少症(パルボウイルス) ヘルペスウイルス カリシウイルス (FVRCP) 初回接種は生後6-8週から開始し、16週まで3-4週ごとにブースター接種。その後1年後と3年ごとにブースター接種。https://wsava.org/wp-content/upl

          猫の予防について

          愛犬が咳をしている? 早期発見・治療の重要性と受診のすすめ

          咳という症状について、記事を書いてみました。 はじめに愛犬が咳をしているのを見かけたことはありませんか? 咳は犬の健康状態に異変があることを知らせる重要なサインです。この記事では、咳の原因となる主な病気を紹介し、早期発見と治療の重要性について説明します。また、どのような症状が見られる場合に動物病院を受診すべきかについても触れていきます。 咳の原因となる主な病気ケンネルコフ(Kennel Cough) ケンネルコフは、犬の間で広がりやすい感染症です。特に犬舎やドッグパーク

          愛犬が咳をしている? 早期発見・治療の重要性と受診のすすめ

          フィラリア症予防について

          フィラリア症の予防について、AIの力を借りつつまとめてみましたので、記事にしてみました。 フィラリア予防が必要な理由 予防期間限定 定期検査の重要性 大切な家族を守るためにまとめ フィラリア予防が必要な理由 フィラリア症は犬の命に関わる病気です。 フィラリア症に感染すると、命を落とすこと、病気に苦しむこと、高額な治療費がかかることがあります。 しっかりとした予防で健康を守りましょう! 予防期間通年予防 東京では温暖化や都市化により蚊の発生期間を伸びています。 1

          フィラリア症予防について

          犬、猫の混合ワクチンについて

          犬と猫のワクチンプロトコールについて WASAVAのガイドラインを基に記事を作成しました。 https://wsava.org/wp-content/uploads/2020/01/WSAVA-vaccination-guidelines-2015-Japanese.pdf 犬のワクチンプロトコール: コアワクチン: ジステンパー、アデノウイルス、パルボウイルス (DHP):初回接種は生後6-8週から開始し、16週まで3-4週ごとにブースター接種。その後1年後と3年ご

          犬、猫の混合ワクチンについて

          予約診療制

          こんばんは。 動物病院のお知らせです。 当院では、4月から待合室の混雑解消、飼い主様の待ち時間の短縮、ペットのストレス軽減を目的に一部予約制を導入しました。以下のサービスは予約が可能です: 継続治療の再診 お薬の受け取り 爪切りなどのお手入れ 予約制導入の目的 待ち時間の短縮: 飼い主様の効率的なスケジュール管理で忙しい時間の有効活用 ペットのストレス軽減: 待ち時間短縮で通院のストレスを軽減 待合室混雑の解消: 人および動物の感染症予防 計画的な診療:

          チームX

          北の達人コーポレーション代表取締役の木下勝寿さんの著書 「チームX ストーリーで学ぶ1年で業績を13倍にしたチームの作り方」を読みました。 実際の話がベースの物語で読みやすかったのと、 勉強になることが多かったです。 今後、こういうチーム作りをしていきたいなと思ったのと、 これまでの組織が、陥っていた状態がこういうことだったのかと思うことが多々ありました。 5つの「企業組織病」 職務定義の刷り込み誤認、お手本依存症、職務の矮小化現象、数字万能病、フォーマット過信病 5

          ビヨンド・ユートピア 脱北

          今日は、少し話題の映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」を見てきました。 北朝鮮の現状、脱北することの困難さなど、かなり衝撃的な内容でした。 これが、昔の話ではなく、つい数年前の話で、現在進行形の話であることも、自分にとっては驚きでした。 こういうドキュメンタリーを映画で見ることはあまりなかったけど、見てよかったなぁって思いました。 色々と考えさせられましたが、、 特に、 北朝鮮からの脱北者のインタビューがとても印象的でした。 ずっと、 外国からの情報が入ってこない、

          ビヨンド・ユートピア 脱北

          ドラセナ動物病院

          引き継いで診療を開始して、約2週間。 Instagramを始めました。 @dracaena_ah 🏥東京都足立区のドラセナ動物病院です。🐾 犬🐶、猫😸の診療を行っています。予防から避妊去勢手術なども行ってます。 健康診断など、健康維持にも力を入れてます。 循環器🫀、呼吸器🫁は一般診療に加え、セカンドオピニオンも対応可能です。 これからも、情報発信していきます📩 #動物病院 #東京都足立区 #竹の塚 #足立区動物病院 #犬猫 #犬の心臓病 #猫の心臓病 #犬の咳

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