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(3)まちゼミという名 /第一部「産みの母」
雑誌「商業界」のまちゼミ特集に心を奪われた私は「まちゼミ」について調べていきました
すると「まちゼミ」は簡単に開催できないことが分かってきました
それは「まちゼミの研修を受けないと開催できない」という事実です
まず、まとまった大きなお金が必要だったんです
だめだと分かっていましたがダメ元で商店街の会長さんに
「まちゼミって良いと思いません?」
「商店街やサンメイツ(近所の商業ビル)と合同して出来ないですかね?」
と相談しましたが案の定、乗ってきません
商工会議所の職員さんにも少し話をしてみました
しかし、起業してまだ2年の私にはすぐに何かを動かせる力はありませんでした
でも、諦め切れません
それは「まちゼミは商店街活性化に絶対必要」だと信じていたからです
あきらめきれない私は
「仲間を集めてオリジナルでやろう!」
「まちゼミの仕組みを全部パクろう」
そして、知り合いの力を頼るために説明会とミーティングを開きました
住道まちなかゼミナール「すみゼミ」仮称
さすがにこれはパクリ感満載だったので気が引けました
やっぱり全く違う名前を付けよう
その時、私は「住道の良い店、良い人を紹介する」フェイスブックページ「住道ええトコ倶楽部」を勝手に立ち上げて運営していました
すると参加者のみっちゃんが
「セキヤマさん。それ良いやん、それで行こう!」
同じく参加者のTさんが
「せっかくやったら大東市全体に広げるという意味で大東にした方が良い」
というアドバイスで
「大東ええトコ倶楽部」
という名前でスタートすることになりました
「よし、これでまちゼミが開催できる!」
「まちゼミは絶対に受け入れられる!」
しかし、現実はそんなに甘くはありませんでした
(つづく)