情報はAIに表にしてもらい、脳への負担を減らす
Chat GPTが発表されてから、AIで情報を集めることが容易になってきました。その一方で情報が多すぎて理解が追いつかなくなる時があります。
そんな時は情報を整理するために、AIに表にしてもらいましょう。理由は情報そのものが整理されることにより、脳がそれらを吸収しやすくなるからです。
例として、自民党総裁選候補者の実績と今後の政策について、AI（Perplexity)に情報収集を依頼します。９名の候補者全員は多いのでここでは３名に絞ります。
第一ステップとしてまずはこれらの情報をまとめてもらいます。
AIへのプロンプト
自民党総裁戦候補で高市早苗、上川陽子、小泉進次郎について、実績と今後の政策をまとめてください。
AIからの回答
自民党総裁選の候補者である高市早苗氏、上川陽子氏、小泉進次郎氏について、それぞれの実績と今後の政策をまとめました。
高市早苗氏
実績
経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣、総務大臣などの要職を歴任
自民党政務調査会長、衆議院議院運営委員長を務める
多くの議員立法の実績がある
政策
積極財政による経済成長の推進
憲法改正の実現
経済安全保障の強化
中国への経済依存度低減
保守的な社会政策（同性婚反対、夫婦別姓反対など）
上川陽子氏
実績
外務大臣（現職）、法務大臣を歴任
ハーバード大学大学院で政治行政学修士号取得
米国上院議員の政策立案スタッフを経験
政策
女性の視点を取り入れた社会づくりの推進
多様性を重視した政策立案
国際協調路線の強化（ウクライナ支援など）
核軍縮・不拡散の推進
小泉進次郎氏
実績
環境大臣、内閣府特命担当大臣（原子力防災担当）を歴任
自民党青年局長、農林部会長、筆頭副幹事長を務める
地方遊説での高い人気
政策
環境政策の強化
世代間格差の解消
行政改革の推進
夫婦別姓の導入
財政再建と社会保障制度改革
これらの候補者は、それぞれ異なる経歴と政策ビジョンを持っており、自民党の将来の方向性を左右する可能性があります。高市氏は保守的な立場を強調し、上川氏は国際協調と多様性を重視、小泉氏は環境政策と世代間格差の解消に焦点を当てています。
解説
９人から３人に絞って、かつ箇条書きの情報でも情報量がかなりおおいですね。しかも、「実績」と「政策」が３人分繰り返されるため、前の人の内容を覚えきれず、あとでスクロールして戻る必要があります。
そこで、容易に３人を比較可能なように表にしてもらいましょう。
AIへのプロンプト
これらの情報を比較しやすいように、表にしてください。
AIからの回答
解説
非常にコンパクトな表にまとまりましたね。縦に候補者別、横に項目別に整理されているので、各候補者の実績と政策が比較しやすくなっています。表にしたことで、まるで自分が頭が良くなったかのように、脳の情報処理速度アップしてます。
では賢くなったところで、実績と政策をもう少し具体的にして表にしてもらいます。
AIへのプロンプト
より具体的な内容を調べて表にしてください。
AIからの回答
解説
実績も政策もより具体的な内容になりましたね。情報量は増えていますが、表のおかげで脳への負担は軽減され、候補者間の違いが理解しやすいため、より正しい判断ができるようになりました。
このように「表にして理解度を高めること」は日常生活にも応用可能です。
たとえば、旅行先で滞在しているホテルの近くで魚料理が食べたくなったら、AIにおすすめのお店数軒を表形式で提案してもらうと便利です。
AIへのプロンプト
熊本市中央区近辺でおすすめの魚介が食べられる居酒屋を５つ紹介してください。
以下の４つの項目を網羅して、比較しやすいように表にしてください。
1. OMO熊本ホテルからの距離
2. 単価、
3. 代表的な料理、
4. 味の評価とコメントをお願いします
AIからの回答
解説
いかがでしょうか。
政治のかたい話だけでなく、普段の生活でもAIに表を作ってもらうことで、情報処理能力がアップし、より正しい判断ができるようになります。
まとめ
以前は情報を集めること、さらに集めた情報を整理して表にすることの両方に手間と時間がかかりました。でも、今はAIが数秒で対応してくれます。ぜひAIを活用して、ご自身の脳に負荷をかけずに正しい判断をしてください。
以上になります。今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
免責事項：
当記事はAIの活用方法を説明することを目的としており、記事内の情報の正確性を保証するものでもありません。
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