青年海外協力隊のナミビア生活、その13[ナミビアの現地語とシンボル]
4月16日
首都Windhoekの塾で、生徒たちに現地語を学ぶ。
ナミビアでもっとも主流の現地後は、オシワンボだ。
オバンボ族の言葉。
朝のあいさつ
A:われれぽ? (元気?)
B:えー (はい)
A:なわ つー (ほんとに?
B:えー (はい)
B:おヴぇ われれぽ? (あなたは元気?)
A:えー (はい)
B:なわ つー (ほんとに?)
A:えー (はい)
A:おなわ (いいね!)
ながい。
日本では
A:おはよー
B:おはよー
だよって、教えたら、その短さに軽い驚きがあったようだ。
お昼は、北部で、中古自動車のビジネスをされている方と食事。
中華料理を堪能。
貴重な時間をすごす。
午後からは、進路説明会。キャリアフェア。
日本でもよくあるやつで、大学とかにいくつかの企業がきて、ブースをひらいて、説明するアレである。
企業だけでなく、さらに先のことを学ぶ学校や、省庁などが、ブースをひらいていた。
どう話してよいのやら、まごついてしまった。
これまたかなり貴重な機会なので、もっといろいろと聞き込みをしたかったのだが。
4月17日
ナミビアにある塾のような学校、Hopelise。
そこで、数学を教えてきた。
とはいっても、テスト問題の解説だ。
その問題のレベルもそれほど高くない。
ただ分野はさまざま。
生徒にいろいろと聞いてみると、連立方程式がかなり難しいらしい。
b+2c=11
2b+c=10
というやつで、bとcを求めるやつだ。
(日本だと、xとyを使うことあごおいね)
解くのは簡単。
英語で教えるのも微妙に難しいが、黒板使いながら書きながらならやってやれないことはない。
いっちゃん難しかったのは、生徒がそれほどシリアスじゃなかったってっこと。
携帯は普通に使うし、教室の出入りは頻繁にある。
授業態度っていう概念が日本とはぜんぜんちがう。
あと、生徒のレベル差もかなり激しいようで、できる生徒にとっては、解説する問題は簡単だが、できない生徒にとっては、必死である。
私としては、できない生徒にターゲットを合わせたいのだが。
なんにしても、首都と地方の学校とでは、かなりレベルが違う。
タクシーに乗ったとき、乗り合わせた学校の先生が言うには、地方の生徒は、英語もままならないというし。
ふむふむ。
午後からは、Heroe's Acreに。
ナミビア独立の際の英雄をまつったモニュメントだ。
ナミビア国民なら誰もが行っているという場所。
Windhoekのはずれのほうにあり、Windhoekを遠くから一望できる高さ。
ビューポイントもあり、かなり眺めが良い。
いろいろと歴史的な話を聞くも、うろ覚え。
さいわい、先輩隊員が歴代有名人の本をおいていっているので、それを読んで復習としよう。
話によると、この建造物は、北朝鮮の援助で建てられているという。
ほー。
ビューポイントまでの階段をダッシュでかけのぼったら息が切れた。
息が切れるのは当然だが、ちっとも回復しない。
空気が薄いんだというのを、ようやく体で体感した。
そう、Windhoekは標高1800メートルあるのだ。
普段、なかなかわからないけれど。
夜は、キーマカレーを作った。
スパイスも10種類くらい購入。
キーマカレーのできばえとしてはいまいち。
色と辛さがいまいち。
・火力が弱いこと。(電気コンロ)
・スパイスの調合が適当なこと。
・ひき肉もチキンではなく牛であること。
の3つのせいだろうか。
ま、カレーなので、成功の範疇であるが。
買ったスパイスは、
・クミン
・ターメリック
・ジンジャー
・クラッシュ ガーリック
・シナモン
・クローブ
・クローブ(ホール)
・パプリカ
・ペリペリ(チリペッパーのこと)
・ベイリーフ(月桂樹、ローレルのこと)
・コリアンダー
・コリアンダー(ホール)
ご飯はないので、マカロニとパスタで食べる。
なかなかいける。
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