公園で眠る謎の美女-矢吹さん

公園で絵を描いていたらこんな人が現れた。

ほっそりして綺麗な人。急に話しかけてきた。

綺麗な女性と話すことなど僕の生活でありえないことだったので、非常に戸惑りました。　けれど親近感のある話し方の人で、少しずつ仲良くなっていった。

彼女は面白いのが、ぼくに触発されて次の週、僕と同じように似顔絵をはじめた。

だれも似顔絵を頼まないので、ふて寝したらしい。公園でシートを敷いて、似顔絵描きますと書いたボードのうしろでスース―寝てる彼女。

何度かこの女性と電話したり、どこかで会ったりとそんな記憶があるが、それからこの人もどこに行ったか不明。

すっぴんは美しくないと電話で言われた記憶があるけれど、あなたは綺麗ですねなんていわないシャイな人だった自分なので、なんでそんな会話になったかわからかない。

外側の美しさにまどわされたが、意外と僕と近い人だった。所謂ふしぎちゃんではあったけど、その後多くのかのじょのような人にイギリスであう。

サンサンと照る、公園での出会い。

名前は矢吹さんと言った。