【日記】8/22
■暑い!
毎日暑いです。私が住んでいる地域では猛暑日が二十日以上続いています。恐ろしいことに「最高気温が体温超え」というのが当たり前になっていて、夕べは天気予報をみてこう思っていました ── やった、明日は涼しくなるぞ。気温が35℃にしかならないから!
猛暑日という言葉が生まれたのは何年前でしたっけ。
体温超えの気温では扇風機は役に立ちません。おまけに日本の夏は湿度が高い。「エア・コンディショナーが無ければ生存できない」なんてSFめいた世界です。でもこれは fiction ではなく fact なんですね。恐ろしいことです。
■画材店
近くの商店街に画材店があります。店の名前は「〇〇額装店」ですが、額縁だけを売っているわけではなく、絵の具や筆など絵描きさんが必要とするものをいろいろ扱っておられます。
私は、絵は素人なのですが、年賀状のイラストを自分で描いてみたり、突然、絵を描きたくなったりするので、たま~に お世話になります。
そのお店でほかのお客さんと会うことはあまりなくて、たいてい店主のおばちゃんと長話しするのですが、一昨日は違いました。
まず、店に入ろうとしたら、何か大きなものを抱えた女性が先に入っていきました。それから、自分が店に入っていったら店主の隣に初めて見る男性がいました──そういえば夫婦で店をやってるって言ってたっけ。そして、客のほうの女性がキャンバスに描いた絵を出して、ここをこう切ってほしいと相談──どうやら額縁におさまる寸法にしたいらしい──しているところへ、今度は男性客がやってきて、とてもにぎやかでした。
絵を描く人たちがこんなに集まっているところに居合わせたのは初めてだった気がします。
せっかくの機会だからと、私は空の塗り方を教えてほしいと頼みました。「青空をきれいに塗りたいんですけど、どうしてもムラになってしまうんです。」
どういうことかというと、見出し画像のとおり・・・
すると、お客の女性がいろいろ教えてくださいました。そのうち試してみようと思います。
■創作も渓流釣りも難航
時間ができたから短編をいっぱい書くぞ~と張り切っていたのですが、蹴つまずいて難航しています。アイデアはあるんです。登場人物たちは頭の中で動いてはくれるんです。しかし、それをうまく言葉に変換することができない、あまりに暑くて。
そう、この部屋にはエアコンがありません。以前は扇風機ひとつで十分だったのですが、この異常気象ではとても間に合いません。日中は机の前に座っているだけで汗がダラダラ流れます。しかたないので、午前の早い時間帯と夜の遅い時間帯に細々と、もといコツコツやっています。
文章の切れ味が悪いのは本人の才能のなさなのか、異常気象のためなのか。とにかく、コツコツやります。
創作のほうはそんな感じで、なんとか前進できるのですが、どうにもならないの趣味の渓流釣り。友人に新しく毛鉤(けばり)を巻いてもらい、やるき満々だったのですが、「不要不急の外出は控えよう」という日々が続き、夏になってから一度も行っていません。
渓流釣りができるのは九月まで。十月以降は魚の保護のため禁止。
九月になれば少しは涼しくなって釣りができるかも知れなません。しかし、いつも行く山は九月になるとサルが出て来るんですよね。
七月八月にやつらがどこにいるのかは知りません。しかし九月になると林道でたむろしたり、私たちが釣りをしているのを木々の上から大勢で見たりするのです。それでなくても九月になると爽快感が感じられなくなるのに、サルの軍団に監視されながら魚釣りだなんて・・・。
今シーズンはもうおしまいになりそうです。