業界新聞の元旦号に寄稿

エアゾール&受託製造新聞という、マニアックな新聞の元旦号に駄文を寄稿させてもらいました。新聞全面なので下段にもまだ文章があるんですが、上段しかスキャンできなかったので写真は上半分で勘弁を。
書いてあることを要約すると以下な感じです。

●化粧品人口は年々増加。ビジネスチャンスが潜む化粧品市場
日本の人口は減っていても、化粧品を使用するヒトの数は増えている。その要因は大きく2つあって、1つは使用年齢の拡大(若年化と高齢化)、もう1つが訪日観光客の増加(約3,000万人)。ユーザー数が増えている市場には当然ながらビジネスチャンスがある。

●化粧品ビジネスをやるなら、成長を続ける通信販売で
化粧品市場をチャネル別に分析すると、通信販売とドラックストア流通が伸びていて、特に通信販売の伸びがよく、そしてまだまだ伸びが続く。働く女性が今後も増えていくことや、通販インフラの充実により買い物ストレスの激減が伸びる理由。

●市場の細分化によりブランドが大量に増殖。事業の収益化が困難に
市場セグメントが急速に細分化し、無数のニッチ市場が誕生した。流通する情報と身の回りのサービスがパーソナル化されたことの影響が大きく、化粧品市場も一気に多様化&細分化した。それを追従してブランドが乱立、市場内はカオス状態。ビジネスチャンスはあれど、製品生存率は減少。

●DtoCの化粧品ブランドをゼロイチで立ち上げるコトに特化した化粧品製造会社
生存率を高めるにはDtoCが好ましい。事業コストの面も優位だが、それより使用者の声を聞けることで満足度No.1の商品に育成ができるから。サティス製薬は(1)ブランドのアイデアを高速で、(2)高品質な設計で商品化し、(3)使用者の声を聞きながら品質を育成させ、(4)圧倒的な品質差で他社の追従から逃げ切る、ことを実行するDtoCが得意な製造会社で、かつ業界内で最も実績のある製造会社。

●通販事業を牽引する強いスター製品へと育成する「アジャイルプロジェクト」
どんな事業もフロントエンド商品とバックエンド商品が必要。両建てできればいいが、ゼロイチで始めるときはフロントエンドとバックエンドを兼務する「スター製品」を1品で始めるのが低リスクでかつPDCAを集中できるから好ましい。スター製品を作るオリジナルスキームがアジャイルプロジェクト。

●「アジャイルプロジェクト」の具体事例について
2作品を具体的に紹介。

●今後の展開
化粧品ブランド事業を牽引する、圧倒的スペックのスター製品を、今後も次々と開発し、ブランドとのパートナーシップをもって拡販させていく。

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