緻密なコミュニケーション
先週は日本M&Aセンター・三宅社長の講演を聞いてきました。
IPOしてから10年で、時価総額が200億円→4,000億円になった日本M&Aセンター。直近だと時価総額6,000億円に達しています。すごいですよね。
年間で800件近い案件を成約させ、常に1,300件を超える譲渡案件を在庫しているとのこと。日本ではダントツNo.1のM&Aブティックです。当社も4社、M&Aセンターを介して企業買収を成約してもらいました。
当社はいま国内4工場体制をとっていますが、そのうちの3工場がM&Aによる取得です。まだ短期であと1つ工場が必要なので、そして化粧品以外の”理念適合商品”を展開したいので、当社の成長にM&Aは欠かせない手法となっています。
そんな訳で、M&Aブティック国内No.1の会社を率いる社長、三宅さんの講演は今月の楽しみのひとつでして。そして、北海道から沖縄まで拠点を展開(分散)しながらも、会社を長期的に成長させている手腕にも関心があります。
M&Aの必要性や存在意義の話にも「なるほどなぁ」と頷きつつ、一番心に残ったのは、三宅さんの組織マネジメントに対する取り組みです。組織を成長させるため以下の3点に取り組んでいました。
1)明確なビジョン
2)緻密なコミュニケーション
3)夢がかなえられる報酬
特に驚かされたのは”緻密なコミュニケーション”の項(写真)。
多拠点で400名の社員を抱えながらにしてこの緻密さはすごいです。三宅さんから数値の話は出ませんでしたが、話の雰囲気から察するに総時間の1/3を社内コミュニケーションに費やしている印象でした。
毎月『LETTER of TOP』と題してA4×4枚ほどのレターを書いて配信し、月次で全社社員を集めてレターの内容を口頭でも説明をしているとのこと。そして、年間45回もの社員合宿、、、もはや毎週です。
三宅さん曰く、これでもまだ足りない、とのこと。笑
コミュニケーションは、
・とにかく量を稼ぐ
・なるべく頻度を刻む
・伝達手法は組み合わせる
・双方向の機会を設ける
この4点が大事なんだな、と感じました。
やります。
・
・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?