いざ長野へ
今年の3月1日に新しい製造会社(OEM会社)を設立します。
サティス製薬は今までとおり植物を用いて化粧品で皮膚を綺麗にする、そしてその影響範囲(当社技術と生活者のタッチポイント)が効率よく最大化するためにOEMビジネスを行なっていきます。
そして、サティス製薬も例外なく他社と同じで「モノを生産して稼ぐ」スタイルの製造会社です。一方で、化粧品業界の消費量を超えた生産と供給に環境課題を個人的にずっと感じていまして。
なので、新会社では「モノを生産しないで稼ぐ」製造事業を目指します。
課題の要所は衣料業界と同じで、取り組みはもちろん違いますが課題の向き合うスタンスは丸井と似ています。
●丸井が2019年も「売らない店」に突き進むワケ
[引用]
丸井の調査資料によると、国内における衣料品は消費量が伸びていないのに供給量(輸入+国内生産量)ばかりが増えてきた結果、2017年には供給量の半分が廃棄されていることがわかった。
化粧品も同様で、人口は減少に転じているのに、
・国内化粧品市場(出荷額ベース)が年々増加している
・商品数(SKU)が年々増えている
・ブランド数が年々増えている
つまり、消費は増えていないのに、供給が増えている状態なワケです。丸井の指摘と同じ課題・闇を我々の業界も抱えているワケです。そんな訳でOEM会社として先んじて環境問題に向き合う姿勢をとっていきたいと思い2年前から新会社の準備をしてきました。
で、いよいよ3月からです。
この新会社は長野県でスタートさせます。
ですので、私自身も来月から長野県へ住居を引っ越し、退路を絶って業界課題に向き合って参ります。
それにしても寒いっ!