こども目線の写真
先週のある日、クラスの子どもから「写真の構図を教えてほしい」と言われた。
まさか3歳の子どもからそんな言葉を聞くとは思わなくて、最初はびっくり仰天。
どうして?と訪ねてみると、自分が一眼レフを使って保育園で写真を撮っている姿を見て、その影響でカメラで撮影することにハマってしまったとのこと。
(ハマったというかは、いろんなものに興味があるうちの1つかもしれないけど)
子どもは大人のすることをよく見てるな〜
なんておもった。
でもここは先生として、ちゃんと教えてあげないとと思い、添削指導。
先週はその子が撮ってきた写真を見ながら、「この写真はここがいいよ」「ここがこうだったらいいよ」なんて、話をしてあげた。
そして、先生が撮った写真も見たいって話になったので、今週見せることに。
だが、
しかし、
最近の自分の写真は、JKスナップ、ポートレート、また駅でのスナップ写真など、子どもにとっては理解に苦しむ写真ばかり。
むしろ興味は引けないだろうなってものばかり。
見せちゃいけないものもちょっとあったりして笑
古いデータを見返しても、あまり子どもが受けそうな写真を撮ってない。
そして、もしこどもがコンパクトデジカメで撮ろうとしても、難しいだろうという写真ばかり。
まぁ、仕方ない。
そういう需要が今まで自分の中でなかったし。
そんなわけで、子どもで撮れそうな写真を何枚か先週末は撮ってきた。
ちなみに、そのときの新幹線ホームでの話は、ここに書いてます。
久しぶりにこども用のそういう写真を撮っておもったことは、意外とこどもの視線って低いってこと。大人だったらしゃがんで撮る目線の高さが、ちょうど子どもの目線のやや上ぐらいかな?って感じなんだよね。
だから、常にそのぐらいの視線でいかないと、やっぱり子ども目線のものって撮れない。
今やホームドアが首都圏では主流になってきて久しいけど、ホームドアの存在によって安全性は高まったけど、子どもがみたかったホームの景色を様変わりさせてしまったなぁなんて思う。
ホームドアが大きすぎて、電車が見えない。
先頭車両がどんな形だかもわからない。
そんな弊害もあります。
だからこそホームドアがないような駅とかで、電車を間近で見せたり、写真を撮らせてみたりって大事なことなんだよなーって思うよね。
電車はこのぐらい大きいんだよとか、どんな色しているのかとか、どんな形をしているのか、っていうのがやっぱりわかるから・・・
そんなことを「気づき」として思った。