1日の死者数って実は結構多い。
コロナの重傷者や死者数の数字が日を追うごとに積み上がっていますが、最近思うのが、 そんなこと言ったって、実はかなり少なく推移していますよね?? ということ。
そんなことを考えていたら、そもそも日本って1日でどのくらいの人が亡くなっているのだろう?? と思い、調べてみました。
厚労省が発表している、「日本で1日に起こる出来事」を調べた、「日本の1日」のデータによると、1日に亡くなる人は3,280人という数字が出ています。(平成17年~平成22年)
このデータを見て正直驚いてしまいました。
そんなに亡くなっているんですね…と。
それを考えると、やっぱりコロナのダメージは相当少ないような気がしてきてしまいます。(日本だけでいえば)
まだ分かっていないことも多く、治療法が確立していないのでまだ油断してはならないとは思いますが、上記のようなデータと比較すると、もう少し徐々に規制を緩めていってもよいのでは?? とも思ってしまいます。
下記のような、コロナの影響で大ダメージを受けてしまっている業界の痛々しいNewsなどを見ると、余計にそう思います。
こういう部分の明暗は、政治判断で大きく変わりそうな気がしますので、緩和に期待。
このNewsのことについて少しお話させてもらいますが、うちはレストランにお野菜を使ってもらっていて、知人や友人にも飲食店経営者が多いので、こういうのはもうたまらなく胸が痛いです。
僕のお世話になっているお店も、本格的な自粛要請、緊急事態宣言以降、かなり厳しいようで、生々しい悲痛の叫びが聞こえてきます。
皆、なんとか持ちこたえて欲しい、と思うものの、僕には大した力がないので、直接的な支援が何もできずにいることが悔しくて仕方がないです。
テイクアウトサービスを導入されているお店があったり、あの手この手でまだなんとか持ちこたえているお店も多いものの、このままこの状況が続くと、まさに上記の記事の通りになっていくのでしょう。
また、僕のようなレストランに直接配送している農業者も少なくはないでしょうから、今回のこの騒動で、そのような農家も影響を受けてしまうことは免れられそうにないでしょう。
一刻も早い事態の収束を願うばかりですが、仮に5/6に緊急事態宣言が解除されたとしても、すぐに0〜100に回復できるかといったらそうはいかないでしょうから、やはりワクチンの完成や集団免疫の獲得が一区切りのラインになるのだろうと思いますが、それを考えると、まだまだ先は長そうでゲンナリします。
これは個人的な意見ですが、緊急事態宣言前のゆるゆるな期間も含め、現在までの重症者数の累計が、冒頭に添付した1日の死者数の老衰や事故で亡くなってしまう人数(約100人くらい)と同じくらいのレベルということもあり、多くの事業の売上が少しでも立つように、少しづつコロナに対する気持ちや行動を緩めていって、低空飛行でできるだけ商売を回していけるような方向にシフトしたほうがよいのではないかと考えます。
慎重にという気持ちも分からなくありませんが、やはりどう考えてもかなり抑え込めている気がしますので、欧州などの数字を意識して考えなければならない時期はもう過ぎているのではないかと思います。
なぜ欧州やNYに比べてこんなに抑え込めているのかが、「国民の意識の高さから」なのか、「マスクの効果」なのか、「自粛の効果」なのか、「BCG説」なのか、因果はよく分かりませんが、何はともあれ、決して油断はまだしないことを大前提に、少しづつ空気を緩めていくような政治判断が下されることを切に願っております。
とはいえ、ここまできちゃったら、特効薬やワクチンでもないと、そうそう緩むことはないだろうな〜……。