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古民家で暮らそう!⑰「倉庫の解体」
この移住&リノベーション体験記は、10年前に我が家が兵庫県・多可町に引っ越しをしたときのことを振り返りながら執筆していますが、今は「古民家空間 kotonoha」という民泊&レンタルスペース兼自宅、デザイン事務所として活用しています。
まずはきれいになった下記のページをご覧いただき、「ボロボロだった状態が頑張ればこうなる!」という過程を楽しんでいただければと思います。そして、是非、いつかお泊りに来てください。お待ちしております!
倉庫の解体
さて、いよいよ倉庫の撤去作業が始まるということを聞いていましたので、捨てないでほしい材木を選別するために新居にやって来ました。
到着すると、すでにトラックや重機などがたくさん家の回りに停まっていて、7、8人の業者さんが役割分担をして一気に撤去作業に取りかかっていました。
自分の家なのに、何だかその場にいてはいけないような雰囲気で、邪魔にならないように見ているだけです。すでに倉庫は半日でこんな状態に…。
昔の材木は古材として捨てずに使えるものばかりなのに、ベニヤやトタンなどで建てたものほとんどは、ゴミにしかなりません。
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母屋の床もこんな状態に!
あっという間にこんな状態になっていたのは倉庫だけではなく、家の中も床が全部無くなっていました。畳が波打っている部屋も強烈でしたが、こうなってしまうと、結局どれだけ汚くても一緒なので、あんなに頑張って掃除してもあまり意味がなかったかな…と今になれば思います。
床の下から掘りごたつの跡が出てきましたが、これもいらないので撤去してもらいます。古民家と言えば囲炉裏っていうのが定番ですが、たぶん最初の何回か使ったら使わないと思うので、我が家には作らないことにしました。
でも、思った以上に床下が乾燥しているし、シロアリの被害もないみたいだったので安心しました。
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キッチン周辺も、すでにこんな状態です。
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北側の物置もすでに解体されていたので、これらの角材を使ってキッチン回りの必要なものを作る予定です。この太さの角材って買ったら結構高いですし、ほぞの穴が空いていたりヒビが入って古くなったものの方が味わいがあって良い感じです。
とにかく撤去・撤去!
ブロック塀も撤去してもらいましたし、キッチンの外の意味不明だった空間も撤去。とにかく、継ぎ足し継ぎ足しで後から足した部分は、この機会に一気にどんどん撤去して捨ててもらいます。
こういう細かい部分は自分でもできないわけではありませんが、結局、業者さんに費用を払って捨ててもらうしかありませんので、どうせなら一緒にやってもらうほうが効率的です。
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あまりにも家のあちこちが同時進行で大変な事になっているので、僕らの居場所すらなくて、材木を確保したので引き上げることにしました。
それにしても、せっかく拭き掃除をした廊下もすでにホコリだらけ…。これから古民家改修をする皆さん、掃除は後回しでも全然OKです!