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古民家で暮らそう!⑮「リフォームに悩む」

まずは図面を用意

いよいよ古民家改修の醍醐味・リフォームについてですが、あれこれやりたいことは山ほどありますが、そうは言っても資金的に無理なのは分かっていますので、現実的な箇所のみをお願いすることにしました。
おそらく、もう1軒家が買えるぐらいの金額がかかるのは何となく覚悟をしていましたが(そもそも家の値段が安いんですけど)、実際に妻と相談しながら考え始めるとなかなか結論が出ない…。

とりあえず何をするにしても図面が必要なので、こんな感じの間取り図を作ってみました。敷地と建物はこんな感じです。角地なので西側は何も無く、東側は他所の方が借りている畑です。南西部分は3mほどの道路を挟んで川。南東部分はお隣さんの敷地ですが、使っていないと思われる離れが間に建っているし、北側は道路を挟んで大豪邸の空き家ですので、回りにはあまり気を使わなくても良い立地条件です。

屋根の塗り替えと倉庫の撤去は決定

リフォームで絶対に自分でできない部分は、この巨大な倉庫の撤去と屋根の補修。この2つは、業者にお願いすることを決めていました。倉庫は底がコンクリート敷きになっているので、それも削って撤去してもらわないといけません。こういったガラを捨てるのが結構高いのです。
敷地は180坪あるので、倉庫さえなくなればハーブや野菜を植えることもできますが、野菜はたぶんあまり作らないかな…。屋根はサビサビの赤茶色ですが、黒にしてもらう予定です。

ギリギリ貼り直さなくても大丈夫とのことでした

床の貼り替えもお願いすることに

その他、お見積もりを出して頂いた内容ですが、西側の事務所にする予定の部屋の床が無い状態なのは絶対必要として、他の和室も若干床がフカフカした状態ですし、ピアノなどの楽器も運び込むため床は全体的にやり直してもらおうと思っています。それに台所から繋がっている和室2部屋は、高さを揃えて板の間にしようと思っています。
リフォームってこっちを触ればあっちがこうなるとか、いろいろ順番や辻褄があるので、単純に自分で出来るところは自分でやる!というようにはいかないんです。
とにかく床がないと物を運び込めないので、床もやってもらおうかなと思い始めています。ピアノなんて、一度引っ越し業者さんに運び込んでもらったらなかなか自分では動かせないので、後からのんびり自分で補強する…っていう訳にはいかず、引っ越し日までには置く場所を決めて補強をしておかないといけません。

大掃除の間にしばし休憩。床は一見きれいに見えるけどフカフカしています

ブロック塀の撤去もお願い

その他、倉庫①を壊すと、それにくっついている離れの南側の壁が無くなるので、必然的にそれも作らないといけません。
それから北側のブロック塀ですが、これがあることによって縁側①からの風が抜けないので、是非とも撤去したい。自分でやっても良いんだけど、かなり大きな壁なので失敗して壁ごと倒れて来て母屋が壊れたら目も当てられないし、地面のコンクリートも撤去して捨てて欲しいので、業者さんにお願いすることにします。

とにかく、庭の倉庫が邪魔でどうにもならない
離れと倉庫の接合部分。倉庫を撤去するの、この部屋の右側の壁が無くなる

そして、一番問題の台所

ピンクの色のところが本来の母屋のエリアで、ブルーの部分が離れだった場所だと思われます。それを無理矢理両方の屋根のひさしを延ばして繋げてあるので、台所の真上を大きな雨樋が縦断しています。
なのでそこから若干雨漏りがしていて、たぶんその構造だといくら丁寧に修繕したとしても雨漏りの心配は残るような気がします。それに、ひさしの部分を繋いであるので、台所の中央がV字型に天井が低くなっていて、その分だけ土間のように床が低くなっています。土間にするならいざ知らず、地べたにそのまま板を貼ると湿気ですぐにダメになるので、この部分は元通り母屋と離れを切り離し、板の間②のところまでで母屋の壁を作ってもらおうと思っています。

適当に囲っただけの空間

今、台所と書いてある部分は中庭にする予定で、板の間①と②の部分をキッチンにします。ただ、玄関から入ってすぐにキッチンってどうなんでしょう!?
もしくは、その隣の4畳半の和室&板の間①&②の全部のスペースも含めてキッチンにしようかな。キッチンは結構長い時間を過ごしますしこだわりがある場所なので、ミニチュアでも作ってシミュレーションをしてみます。

玄関と屋根裏部屋

玄関ですが、これも何故か2つあって、上がり框も結構広いスペースが2つあります。ここだけでも2、3人寝ることができるぐらいなのです。そこから屋根裏部屋への階段があるのですが、屋根裏は物置として使用するだけでしばらくは手が付けられない。本当は屋根裏部屋に天窓があって、星を見ながら寝ることができたら素敵なのですが、実際には梁が邪魔だし階段が急なので、寝ぼけて頭を打つか転げ落ちるのが関の山でしょう。

右手が屋根裏に続く階段。左手に見える廊下奥に板が敷いてある場所が台所でした

お風呂とトイレですが、何故かトイレが隣同士で部屋が2つあるんです。ひとつは洋式で、もうひとつは和式。全然意味のない間取りだし、この辺りの廊下がクネクネしていて気に入らないのですが、ここを触り出すと大改造になるので今回は諦めて、追って自分でやることにしました。

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