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ももいろクローバーz

旧聞で恐縮だが、先日、私たちの教会から見えている竹ヶ鼻運動公園でももいろクローバーZのコンサートが開催された。「ももクロ春の一大事2023」と言うらしい。日程が礼拝の時間と重なって、当日は教会にいくまでの道にも交通警備の方が立たれるなどの光景が見られた。コンサートの開始時間と礼拝時間は重なってはいないのだが、準備やらリハなどで忙しそうにしておられた。

このアイドルグループについては何かを語れるほどの熱量はない。唯一、耳をかじった程度に存じているのは中島みゆきが「泣いてもいいんだよ」という作品を提供しておられることだ。泣いてもいいと言われないといけないほど、泣いてはいけないと思わせる何かが社会にはあるということにもなるか。

聖書には涙や嘆きや泣くことに関する言葉がたくさん出てくる。自分が心に残っているエピソードにこんなものがある。ご自分の家族が深刻な問題に陥っている時に、言葉を失った人が、どう嘆けばいいのかを聖書の言葉の中に見出したというものだ。それは旧約聖書の一遍、「哀歌」の言葉であったらしい。

嘆きは嘆きを受け止める存在がいるときに、独り言にはならないのだろう。しかもその存在が人間以上の存在であるなら。真に嘆けるなら、また真の慰めも喜びも与えられるということだろう。

そう言えば、ももクロメンバーのひとりが出演した連続テレビ小説「べっぴんさん」の主人公のモデル、坂野敦子もクリスチャンです。

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