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テモテの第一の手紙4章9節ー12節

「ここに望みがある」
真実で、そのまま受け入れるに値する福音。この福音に生きるとは、そのために労し、苦心することも含みます。私たちもキリストのために苦しめられることはあり得るのです。

しかし歯を食いしばって我慢する姿を想像してはいけません。ここまで忍耐できる秘訣とは救い主である生ける神に望みを置くことなのです。この確かなのぞみが福音にあるのですから、大抵のことは乗り越えてみせましょう。

テモテは年齢のことで軽んじられたようです。年上の長老や信徒がいたのでしょう。テモテが何歳であったかは定かではありません。ここでいう若さは40代くらいの年齢まで含む言葉です。しかし、神の奉仕は年齢に左右されません。若さも、老いも、神の奉仕の妨げとはなりません。

こういう批判を黙らせるには信者の模範になることです。信仰の姿勢を積極的に見せないといけないのです。私たちも誰かにとっての模範です。特にこれから救われる方々にとっての模範となり、よき影響を与えるのだとの自覚は大切です。

模範は、一部の分野だけに留まりません。ことばにも、態度にも、愛にも、信仰にも、純潔にもとあります。生活のありとあらゆる面に及び総合的なのです。あまりにも厳しい要求で、実現不可能だと怯んでしまうでしょうか。

しかし、ここで言われているのはみ言葉が持つ力そのものです。み言葉の力が人をどこまでも変えていくことを信じようと呼びかけているのです。信仰を頂いたのに、何も変わらないのではなんのための信仰かわからない。いのちは成長するものです。自分は決して成長すまいと力んでも無駄です。いのちの言葉の力に私たちは預かっていますから

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