ありがとう育苗
「おはようーおおきくなってくれて、育ってくれてありがとう」
毎朝、毎昼に声をかけながら水やりをした種籾。
しっかり発芽して、僕の鼻毛ぐらい凛とした苗もグングン成長して太陽に向かってしっかり育ってくれました。
約2ヶ月ぐらい僕の畑の横で管理しました。
思い起こせば色々ありました。
家から借りた田んぼまで22km 車で30分程。
種籾を田んぼの水で浸水さす為、雨の中田んぼまで向かい浸水させたり、苗箱に敷く土は田んぼの土が良いと思い土嚢袋12袋に詰めて軽トラで家まで運びました。
パレットはお米を購入している農家さんから貰いました。
苗箱を作りいざ種まきをして数日すると、乾燥で土が割れて畑の土を近所の方に借りた土ふるい(土をこす道具)で追い土をし、ネットを張り改善しました。ネットも近所で貰いました。
その間に田んぼを納屋にあったネジの外れたトンボでひたすら整理し草刈りをしました。
田んぼは、僕たちが食べるお米が育つ家だと思い必死に丁寧にやりました。
そしてついに6月24日土曜日に田植えです。
もちろん農機を持っていないので手植え。
種まきも、田植えも種まきカレンダーを見て月と太陽の運行で決めてます。
大切な日は種まきカレンダーを参考にして決めてます。
出来る限り自然のリズムに合わせた方法が心地よいと思いしてます。
効率や収穫率は悪いかもだけど、最低限な方法で自然や田んぼ、畑を知る事で本当に必要な物が分かり、何を足すかが分かると思ってます。
足るを知る
とても大切な事
そして田んぼ、畑の本来の力を知る事、どうやって作物が出来るのかを知る事
知る事が今年の目標
田植え前に師匠より、レーキで代掻きをして田んぼのレベルを合わせたら最高
とアドバイスを頂きました。
田植え前ギリギリのスパイスの聞いたアドバイス
田植え前の二日間でうけたもう
そして24日は田植えを手伝ってくれるみんなの為に、おむすびと味噌汁を用意します。
田植えは祭り
音楽をかけながらみんなで前屈みで田んぼと向き合おうと思います。
育苗が終わる事の寂しさ、そして苗を本来の場所に帰す喜び。
卒業と入学に似ていて感動しています。
育ってくれて、沢山の学びと経験をありがとう