ドリアン研修16日目
4週目のドリアン研修を終えた
この1週間も身体と心で感じ自分と向き合った1週間
今日も心に響いた
それは
窯入れの時にスタッフの中村さんが塚原さんの窯入れを動画で撮影していた
僕と同様
学ぼうとしている
社員であり経験も沢山しているのに
動画に撮ってきっと後から窯入れを振り返るのであろう
その姿を窯の前で見ていて
みんな必死で自分のものにしようとしている事に気付いた
塚原さんは僕に教えてくれている
中村さんは窯入れ
僕はパン作り
みんなのゴールは違うけど窯の熱さを上回る熱量
そんなエネルギーが溢れていた
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今日はシュトーレンの仕込み
無花果をひたすら切る作業を塚原さんとした
その時の数分の会話
「パン屋をオープン前に出店した方がいいよ。
スタートダッシュが大切だから。
出店する時にパンを焼くなら僕も手伝うよ」
と言ってくれた
反応出来ないぐらい嬉しかった
その時、また田村さんとの飲みの時の会話が浮かんだ
「研修、お金を貰ってやると縁がどこかで切れるんだよね。
ずっと繋がっていたいから。
教える方も教わる方も、お金を貰わない。
そしたらずっと繋がっていれると思う」
そんな田村さんの話と塚原さんがかけてくれた言葉が重なりあった様な気がした
ドリアンに集まった仲間
そんな1週間を終えたのです。
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今週の初めに家で僕の姿を見て心配した妻は
「ドリアンパン学校辞めてもいいよ。
私が言い出した事だから。
家族のためではなく自分の為に生きて」
言葉をかけてもらった
(去年妻がドリアンパン学校一期に落ちて、今年僕が二期で応募して合格)
確かに家族の時間、家族の為に自分の生き方を変えたかったからパン学校に入った
今はパンを作るのは好き
子ども達がパンを食べる姿も好き
パンを通じて色んな事がしたい
パン学校で学んだ人の在り方や物の見方について沢山学んだ
そして当初、1ヶ月の研修であり
予定では今日が研修最終日であった
「3ヶ月だと早い人で薪窯でパン焼きまで教えられる。
ただ3ヶ月以上いれば沢山学ぶ事はあるけど追求すればキリがないよ」
塚原さんから言葉をもらったある日
"薪窯でパンを焼けるようになりたい"
だから妻が辞めてもいいよっと、
言葉をかけてくれた次の日
「3ヶ月間研修させてください」
と僕は志願したのです
1ヶ月の研修予定で、すでにDJのイベントや家族のイベントも入れてます
約束の3ヶ月のドリアン研修最終日48日目は12月2日です
それまで勉強させて頂けることになりました。
出来なくても、出来てもそれ以上もそれ以下もないように
薪窯パン屋である自分のために学びたいと思います
集落に帰り神様に感謝と報告をしました
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