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コミューン入社1年と社会人10年をそれぞれ振り返り、展望を少しだけ
コミューンで人事アクティングマネージャーをしている伊東です。
この記事はコミューンプロダクト開発 Advent Calendar2024シリーズ17日目の記事です。🎅🎄
今回は、プロダクト開発とはちょっとズレるので、息抜きとして読んでもらえたら嬉しいです。
この記事を書こうと思った背景
私が好きな考え方に、アンソニー・ロビンズさんの「人は1年でできることを過大評価しすぎる。そして10年でできることを過小評価しすぎる」という言葉があります。
私は2013年に社会人になり、約10年間SaaS(Software as a Service)業界に携わってきました。そして2024年1月にコミューンに人事アクティングマネージャーとして入社し、ちょうど1年を迎えようとしています。
この1年と10年という単位を見たときに、冒頭のアンソニー・ロビンズさんの言葉を想起しました。どちらかというと目標の立て方において登場する言葉だと思うのですが、この考え方を少し拝借/アレンジしてこの記事では「1年単位の変化と10年単位の変化」について書いてみようと思いました。
予想を超えた変化の1年
個人:担当領域がググッと広がった
コミューンに入ってからの1年は、とてつもないスピードでの変化が続きました。「シニアリクルーター」というポジションで内定をいただき、2024年1月に入社しました。中途採用の中でも特にデザイナー、PdM、データサイエンス領域などを担当したのがスタートでした。People部メンバー、採用に関わる全ての皆さんのサポートのおかげで素敵な方々を採用することができました。
そして、4月には上司が産休/育休に入られたため、マネージャ業務を担うとともに、Employee Success領域、評価制度刷新などを推進してきました。8月からは労務も管掌範囲になり、労務実務を担うこともありました。(シニアリクルーターの面影はひっそりと、、、)
YOUTRUSTさんからお声がけをいただき、カミナシさんとの登壇やインタビューを受けたりもしました。
組織:素晴らしき脱皮!
続いて組織面でのこの1年。大きいことと言えば、コーポレートブランドが変わりました(commmune→Communeへ)。
また、各部署の執行役員が続々就任し、一気に組織が進化した1年でもあります。最適な表現なのかは悩ましいのですが、脱皮したような気持ちです。これまでの良さも残しつつ、次のチャレンジに向けて一皮脱いだ感覚です。もちろん、これ以外にもたくさんいろんな変化がありましたが、なんだかあっという間な気もします。
・・・個人も組織も予想を超えたスピードで変化がおきました。きっと2025年も素晴らしい1年になることでしょう!
もはや予想のできない10年
個人:専門性をどう築いていくか
正確にいうと11年経過したのですが、そこはご愛嬌ということで、10年前に今の自分は到底想像できていませんでした。「まさか人事をやっているとは・・・」「結婚して、子供が小学生になっているとは・・・」もはや予測不可能です。ということは、未来の10年も、、、予想などできません。仕事においてはきっと人事領域の専門性を高めていくんだろうなとぼんやりと思ったりもしますが、どこかで事業サイドの経験もしておくことのバランスも大事にしたい考えもあり、悩みどころです。営業やカスタマーサクセスなどを経験してきましたが、事業サイドのどの職種の方々もとてもリスペクトしています。それでも私は常にこの悩みを持っていることが心地よく、働く上でのエネルギーになってもいます。
組織:実はここを一番書きたかったのであります
そして組織の10年です。実はここが最も熱を込めて書きたいところでした。約10年前、私はSansan株式会社に入社しました。当時は「三三株式会社」という社名で、社員数も100名以下でした。知名度は低く、いろいろな場で社名を伝えても「え?さんさ、、え?」と聞き返されたり、営業現場では相手にされないことも多かったです。
・・・しかし、今となってはSansanさんは名実共に日本トップクラスのSaaSの会社となり、社員数が2000名に迫る規模にまで成長し、イノベーションを起こす先頭に立ち続けています。正直入社時には今の姿は全く想像できていませんでした。そもそも名刺管理以外の事業を行うことなど微塵も感じませんでした(少なくとも私は)。
・・・ここでは、私が在籍していたこともあるのでSansanさんを例に挙げましたが、同様の好例はたくさんあると思います。
コミューンはどうなのか。コミューンがこの先10年で社会にどんな変化をもたらすのか。最近、この問いを自分に投げかけることが増えました。コミューンは創業から約7年(執筆時点)、コミュニティ領域のSaaSで突き抜けてきました。その独自の特性を武器にしつつ、その隣接領域への進出や、これまでにない市場の創造にも挑戦し始めています。アメリカへのチャレンジも継続しています。
10年後に、コミュニティはどう語られているのか、組織とひとの関係性はどのように進化するのか、グローバルでどのような勝負ができているのか。顧客起点経営はどれくらい浸透しているのか。
はたまた、今の景色からは想像もできないことにトライしているのか。まだ答えのない問いに向き合い挑戦する場がコミューンにはあると感じています。
私がコミューンに転職を決めた理由のひとつは、コミューンが掲げる「あらゆる組織と人が融け合う未来をつくる」というビジョンに10年という長いスパンであっても賭けてみたいと思えたからです。いま目の前にあるプロダクトや情報ももちろん大事ですが、それだけではなく、「その先に何を見据えて走っているのか。」そこに会社としての信念や覚悟が映し出されていると感じています。
一方で、会社の歩みは日々の積み重ねでしか進まないのも事実。1年ずつ、1ヶ月ずつ、1日ずつ成長してビジョン実現に向けて精進するしかありません。
・・・たまに10年単位で個人とコミューンの変化を想像しながら(しきれないですが)、2025年も楽しんでいこうと思います。
コミューンでは一緒に働く仲間を募集中です。少しでも興味のある方はカジュアル面談フォームよりお気軽にご連絡ください。