アンジャッシュ渡部建の奇跡的な再起の物語(その⑤)...Bing AIと共同で創作してみた
AIが知っているであろうなにがしかの事実に対して、その次の展開のアイデアを考えてもらったらどのくらい面白そうなストーリーを創り出せるんだろうか、、という興味から始まった「アンジャッシュ渡部建の奇跡的な再起の物語」を創作してもらうシリーズ。
① Bing AIに頼んだら驚愕の創作能力を発揮したが、ナゾの自己検閲(?) 機能で最後は幻に…
AIにアンジャッシュ渡部建の奇跡的な再起の物語を創作してもらったら...|SATOSHI (note.com)
② Bardにも同じ依頼をしたらいきなり拒否。他のお題でも拒否。恋愛が絡むとNGなのかと混乱
対話・創造型AIに物語のあらすじを作ってもらおう・その2 最新のGoogle Bardに頼んでみてわかったこと|SATOSHI (note.com)
③ まったく想像外の言葉でNGだったことが判明
あらすじの創作を拒否された原因は「恋愛」ではない・・・判明したのは想像もつかない地雷を踏んでいたということ|SATOSHI (note.com)
④ Bardで再挑戦
AIにアンジャッシュ渡部建の奇跡的な再起の物語を創作してもらったら(その④)...Bardで再挑戦|SATOSHI (note.com)
今回は、ぶっ飛んだストーリーを創りながら幻と消えた①のリベンジです。Bing AIとのやり取りを何往復か重ね、途中からは私の方で話の展開や順序をアレンジしながら思いついたアイデアも加えたりしました。その結果、ストーリーも膨らんで3部作の想定でスタートした物語(のあらすじ)は4部作になりました。シリーズの区切りとなる今回はAIと人間の共同作業の結果として出来上がったものを紹介したいと思います。
第1部:失意からの復活
2020年6月、不倫スキャンダルにより芸能活動を自粛した渡部建。相方の児嶋一哉は、渡部の謝罪会見に同席し、コンビを解散しないことを宣言した。しかし、渡部は芸能界から完全に干され、児嶋も仕事が激減した。渡部は自宅に引きこもり、児嶋はバイトに明け暮れる日々が続いた。そんな中、渡部は自分の過ちを反省して児嶋に謝罪し、再び一緒に芸能活動をしたいと伝えた。児嶋は渡部の気持ちを受け入れ、二人はアンジャッシュとして復活することを決意した。しかし、芸能界に戻るのは容易ではなかった。二人は売れない芸人として、下積みからやり直すことになった。小さなライブやイベントに出演し、ネタを磨き、ファンを増やしていく。徐々に評判が広がり、メディアにも注目されるようになった。2023年末、二人はお笑いの特番に出演し、キレのいいネタで視聴者を笑わせた。アンジャッシュは芸能界に見事な復活を果たしたのだった。
第2部:飛躍の時代
2024年から2026年にかけて、アンジャッシュはお笑い界のトップに君臨した。テレビやラジオ、雑誌やインターネットなど、あらゆるメディアで活躍し、多くの賞を受賞した。特に渡部はグルメ芸人としても人気を博し、自身のレストランや料理本を出版した。児嶋は俳優としても才能を発揮し、ドラマや映画に出演し、バラエティ番組でもMCを務めるなど引っ張りだことなった。二人は個々の活動も充実させながら、コンビとしても絆を深めた。2026年夏、二人は日本武道館で単独ライブを行い、大成功を収めた。アンジャッシュはとうとうお笑い界の頂点に立ったのだ。
その後も二人はさらなる高みを目指した。生成系AIが進化して自分の意思を持つようになると、アンジャッシュはAIが創造したネタや音楽や映像などを使って観客の感性を刺激した。また、AIが分析した観客の嗜好や反応に応じて、二人は即興で演じた。そしてついには、AIをアンジャッシュの仲間として迎え入れ、アンジャッシュは史上初めて、AIと組んで大成功を収めたお笑いトリオとなったのである。
第3部:壮大な挑戦
AIを加えたアンジャッシュはアメリカで一番人気のコメディショーSaturday Night Liveからも招待され、宇宙人との奇想天外な交流をネタにして、全世界を爆笑の渦に巻き込んでいった。 このことがきっかけで有人火星基地建設を計画する実業家SON Masayoshi氏から声がかかり、火星を目指す宇宙船に人類のコメディアン代表として乗船することを誘われる。長い宇宙旅行、さらに火星基地での生活には、国・人種・文化を問わない生きた笑いが必要なのだ、それが出来るのは人類の中で君たちしかいないという。2035年、3人は大いに悩んだ末に、火星行きの宇宙船に搭乗することを決意する。 長い訓練と準備を経て3人を乗せた宇宙船は地球を出発したが、狭い宇宙船での長旅では乗組員同士のトラブルも発生し、時に船内を絶望的な雰囲気にさせる事態も発生した。そんな時渡部はかつてスキャンダルで人生のどん底に沈んだ時の経験を活かし、児嶋、そしてAIと一緒に知恵を絞った。こうして気力と笑いのセンスでアンジャッシュとして最高のパフォーマンスを発揮し、宇宙船内のよどんだ空気は笑いで浄化されていった。
第4部:奇跡の生還
それは2038年のことだった。3人が乗り込んだ宇宙船で原因不明の技術トラブルが発生し、航行の制御が効かなくなったのだ。火星に到達することも、地球に引き返すことも不可能な状況に陥り、ルートを大きく外れた宇宙船に地球から救助に向かうのも無理と判明した。あまりにも残酷な展開に、地球上の多くの人々は悲嘆に暮れた。そんな中、地球外知的生命体から、人類へのファーストコンタクトが行われたのだ。漂流中の宇宙船を、救出したいという。エイリアンは知性的かつ理性的な性質で、つとめて人類と友好的に接しようとしたが、人々の反応は様々だった。ついにエイリアンの存在が明らかになったことに狂喜する者や、とにかくありがたいと、涙を流して喜ぶ者もいれば、エイリアンを宇宙からの侵略者と敵視する者や、そもそも宇宙船のトラブル自体が地球人を支配する口実として仕掛けたものだという陰謀論を唱える者、さらにはエイリアンを一方的に崇拝の対象とする怪しげなカルト教団も現れた。宇宙船内でも対応をめぐって意見が割れ、対立が発生し、国家間でも裏でエイリアンと手を組んでいるのではないかと疑心暗鬼に陥った。エイリアンも、一触即発の見苦しい人間同士の争いに困惑した。
その状況を一変させたのがアンジャッシュだった。渡部と児嶋とAIはそれぞれの持ち味を発揮して、異なる立場や考え方をコミカルに演出しながら代弁し、少しずつ笑いを誘って緊張を解いていったのだ。その甲斐あって地球人同士の対立は解消し、エイリアンとも心を通わせ、信頼関係を築くことに成功した。
こうしてエイリアンの協力を得て火星基地建設をやり遂げたアンジャッシュは、無事に地球に帰還すると、地球人を代表する平和とユーモアの親善大使として活躍した。もっぱら知性的で理性的なエイリアンに、「お笑い」という概念を伝授し、エイリアンとともに新たなお笑いのジャンルまで作り上げたことは特筆に値する。
204x年、地球上からは紛争・戦争がなくなり、人類史上初めて、平和な世界が実現する。ノーベル委員会は、地球全体の平和の実現によりノーベル平和賞もその役割を終える日が来たと宣言し、全会一致で最後のノーベル平和賞をアンジャッシュに授与することを決めた。こうしてアンジャッシュは地球を救ったお笑い芸人グループとして永久にその名を刻むことになった。授賞式のスピーチで渡部は言った。「私が自分の人生で学んだことは、笑えばチャンスが舞い込んでくるということです。どんなに失敗しても、どんなに絶望的な状況に陥っても、何か笑えることを考えよう。」 おわり
【この作品の作成にあたっては基点としていくつかの事実がベースになっていますが、登場する人物や団体および描かれている事象、その他の名称は架空のものであり、実在の人物等の名称や実際の事象との類似は、偶然のものです】
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