【フェロー募集】今注目の神経集中治療をしっかり学ぼう!
私が神経集中治療医を志した時には、体系的な神経集中治療のトレーニングプログラムはありませんでした。
私は米国のトレーニング方法を真似て、多数の施設にお世話になり、なんとかトレー二ングをしていましたが、時間がかかってしまいました。
我流にもなります。
アメリカでは基本診療科のレジデントを終了後、2年間の神経集中治療フェロー を行い、専門医試験を受けることになります。
現在は脳神経内科をベースにする医師が多いです。
私は、救急・集中治療のレンジデントを日本で終え、その後神経集中治療専門研修を約1年行い、その後2年は、脳神経外科学やてんかん学、脳波学のトレーニングを行いました。
我流にはなりましたが、時折、米国の施設を複数見学し、彼らのトレーニング方法を真似、完遂しました。
私のこれらの経験を集約し、体系的かつ効率的に神経集中治療を学ぶことができるシステムを確立することが、私の夢でした。
多くの方々のご協力のもと、ついに、2022年4月より、TMGあさか医療センター神経集中治療部を中心に、2年間のNeurocritical Care Fellowship Program(NCCFP)を設立することができました。
毎年夏頃に募集をしています。詳細は以下をご覧ください。
今年はこれからです。
私は現在コロンビア大学(米国)で神経集中治療を経験していますが、使用可能な医療機器の違いを除けば、日本でも米国式の神経集中治療が十分に学べると思います。
神経集中治療にご興味がある方々はぜひ、応募を検討してください!
その他のメディカルスタッフの方も随時見学可能です。
神経集中治療に職種の垣根はありません。
むしろ、医師だけではできることが限られます。
素敵な神経集中治療チームを一緒に作りましょう!
次回は、フェロー経験者の感想を紹介したいと思います!お楽しみに。
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