選挙で、投票をするときに
広島サミットも終わり、解散総選挙という言葉が飛び交ったりもしましたが、今後どうなるのでしょうね?
さて、時間が経ちましたが4月23日は統一地方議会選挙でした。私も投票しました。皆様の地域の結果は、いかがでしたでしょうか?
投票してみて、ちょっと気づいたことがありました。投票は、パーティションで区切られたブース(投票記帳台)で、目の前に候補者の名前と所属政党が書いてある紙が貼ってあり、それを見ながら投票用紙に候補者を記載する、というのがやり方だと思います。誰の名前を書くのか考えながら、「この目の前に貼ってある紙に、候補者毎にやりたい政策が3行くらいで書いてあったりしたら良いのにな」と感じたのです。実は、誰に投票するかずっと決めきれずにいたので、投票所に選挙広報を持ち込んでいました。すると投票用紙を交換する際に「バッグにしまってください」と言われまして。まだ十分考え尽くしていないような気がしていたものの、区切りをつけて投票しました。
総務省のサイトに投票の仕方が載せられています。
https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo04.html
総務省より引用
投票所で投票するという行為は、誰に投票するか決めてから投票所に来るのが前提になっているのだと気づきました。当たり前のことかもしれませんが。自分の最近の投票を振り返ると、割とギリギリまで悩むことが多かったです。投票する瞬間に、この候補者の方は何をやろうとしていたんだっけ?と思い返したくても確かめる手段が無いのはちょっと不便だなあ、と思います。
そして選挙で「とにかく名前だけを覚えてもらう」というのはこういう時のことを想定しているのだな、と感じました。ただし個人的には選挙カーから名前だけを連呼し、具体的な政策にはあまり触れない、というアピールの仕方には疑問も感じます。街頭演説をしっかり聞ければ、そこで得られることもあるでしょうし、メディアに何らか取り上げられれば、そこで得られる情報もあるかと思います。それだけじゃなくて、最終的に表を投じる瞬間にも材料があっても良いのでは、と個人的には思います。ネット投票が実現したら、こういったことは感じなくなるのかもしれませんが。
仕事柄、「どこで、誰に、どのような行動をしてもらいたいのか」、そのためにどうすれば良いのか、を考えることが多いです。もしかすると、家で決めてから来るひとはこちらで、投票の瞬間もちょっと悩みたい人はこちら、のように分けて投票できると、僕のような悩みがちな人にはありがたいなあ、と思います。