無料で使える!初心者向けAI 4選:その特徴と利用制限
コツコツ積み上げていますか?
AI使いのサトシです。
AIは目を見張るほどの爆速で進化を続けています。
毎日のように新しい情報が飛び込んできます。
でも、まだAIに触れていない初心者の方はとにかく無料で使えるAIに触れてください。
AIを学ぶ=AIを使う
ということを頭にマインドセットしてください。
かつてのプログラミング言語のような学び方は必要ありません。
そこで、人工知能(AI)の世界に興味を持ち始めた方々へ、今回は無料で利用できる4つのAIツールをご紹介します。
これらのAIは、初心者の方でも簡単に使い始めることができ、様々な場面で役立つ強力な助手となってくれます。それぞれのAIの特徴や制限を知ることで、自分に合ったツールを見つけることができるでしょう。
さあ、AIの世界への第一歩を踏み出しましょう!
1. ChatGPT4o:OpenAIの最新モデル
ChatGPT4o(GPT-4 Omni)は、OpenAIが開発した最新のAIモデルです。
テキスト、画像、音声など、さまざまな形式のデータを処理できる優れた能力を持っています。
1.1 ChatGPT4oの特徴
ChatGPT4oの主な特徴は以下の通りです
マルチモーダル機能:テキスト、画像、音声を同時に処理できます。
高速な処理:従来のモデルの2倍の速度で動作します。
広範な知識:最新の情報を含む幅広い知識を持っています。
自然な会話:人間らしい対話が可能です。
これらの特徴により、ChatGPT4oは学習支援、創作活動、情報検索など、様々な場面で活用できます。
1.2 ChatGPT4oの制限
無料ユーザーでもChatGPT4oを利用できますが、いくつかの制限があります
利用回数制限:5時間あたり10回までの利用に制限されています。
一部機能の制限:画像生成(DALL-E3)やGPTsの作成などは利用できません。
応答の遅延:有料版と比べて応答速度が遅くなる場合があります。
1.3ChatGPT4o (GPT-4 Omni)の使用制限
ChatGPT4oの無料版には以下の制限があります
3時間ごとに一定回数の利用制限があります。
制限に達すると、GPT-3.5での会話継続が可能です。
有料版(Plus)ユーザーは無料版の最大5倍のメッセージ制限があります。
データ分析、ファイルアップロード、ウェブブラウジングなどのツールには別途共有の使用制限があります
これらの制限はありますが、基本的な機能は十分に楽しむことができます。初めてAIを使う方にとっては、無料版でも十分な機能が提供されていると言えるでしょう。
2. Claude3.5 Sonnet:高性能な中間層モデル
Claude3.5 Sonnetは、Anthropic社が開発した最新のAIモデルです。
高速な処理能力と優れたマルチモーダル機能を持ち、多くのベンチマークで競合を上回る性能を示しています。
ChatGPT4oを上回ったと話題になった注目のAIです。
2.1 Claude3.5 Sonnetの特徴
Claude3.5 Sonnetの主な特徴は以下の通りです
高速処理:従来のモデルの2倍の速度で動作します。
大規模コンテキスト:200Kトークンの大規模なコンテキストウィンドウを持ちます。
マルチモーダル機能:テキスト、画像、音声を同時に処理できます。
Artifacts機能:(アートファクト)AIとの共同作業環境を提供します。
※画面上にプロンプトと生成結果が左右に分けて表示されます。
簡単なプログラミングならこの画面上で動作することが可能です。
これらの特徴により、Claude3.5 Sonnetは雑なタスクや長文の処理、画像解析など、幅広い用途に対応できます。
2.2 Claude3.5 Sonnetの制限
Claude3.5 Sonnetは無料で利用できますが、以下のような制限があります
利用回数制限:無料ユーザーには一定の回数制限があります。
機能制限:一部の高度な機能は有料版でのみ利用可能です。
応答速度:無料版では応答速度が遅くなる場合があります。
2.3 Claude3.5 Sonnetの利用制限
Claude3.5 Sonnetの無料版には以下の制限があります
具体的な数値は公開されていませんが、1日あたり約15分程度の会話利用が可能とされています。
メッセージの長さや内容によって制限に達するタイミングが変わる可能性があります。
Claude Pro(有料版)ユーザーは無料版の少なくとも5倍の使用量が提供されます。
ただし、これらの制限があっても、基本的な機能は十分に利用できます。初心者の方でも、Claude3.5 Sonnetの高性能な機能を体験することができるでしょう。
3. Gemini Pro:Googleの次世代AI
Gemini Proは、Google社が開発した次世代のAIモデルです。マルチモーダル機能や高度な推論能力を持ち、様々なタスクに対応できる汎用性の高いAIです。
3.1 Gemini Proの特徴
Gemini Proの主な特徴は以下の通りです:
マルチモーダル機能:テキスト、画像、音声、動画を同時に処理できます。
高度な推論能力:複雑な問題解決や創造的なタスクに強みを持ちます。
多言語対応:100以上の言語で対話が可能です。
Google製品との連携:Google検索やGmailなど、他のGoogle製品と連携できます。
これらの特徴により、Gemini Proは学習支援、創作活動、情報分析など、幅広い用途に活用できます。
3.2 Gemini Proの制限
Gemini Proは無料で利用できますが、以下のような制限があります:
利用回数制限:一定期間内の利用回数に制限があります。
機能制限:一部の高度な機能は有料版でのみ利用可能です。
プライバシー:Google製品との連携により、個人情報の取り扱いに注意が必要です。
3.3 Gemini Proの使用制限
Gemini Proの無料版には以下の制限があります
公式には1日あたり1500リクエスト(RPD)の制限があります。
ただし、実際の制限はユーザーの使用状況や需要に応じて変動する可能性があります。
一部のユーザーは公式の制限を超えて使用できたという報告もあります。
これらの制限はありますが、基本的な機能は十分に利用できます。Google製品を日常的に使用している方にとっては、特に使いやすいAIツールと言えるでしょう。
4. Perplexity AI:情報検索に特化したAI
Perplexity AIは、情報検索と質問応答に特化したAIツールです。インターネット上の最新情報を活用し、ユーザーの質問に対して正確で詳細な回答を提供します。
4.1 Perplexity AIの特徴
Perplexity AIの主な特徴は以下の通りです:
リアルタイム情報:最新のウェブ情報を活用した回答が可能です。
ソース提供:回答の根拠となる情報源を明示します。
対話型検索:会話形式で情報を掘り下げることができます。
マルチモーダル機能:テキストだけでなく、画像も解析できます。
これらの特徴により、Perplexity AIは学習、研究、ニュース収集など、幅広い情報収集に活用できます。
4.2 Perplexity AIの制限
Perplexity AIは無料で利用できますが、以下のような制限があります:
検索回数制限:一日あたりの検索回数に制限があります。
機能制限:一部の高度な機能は有料版でのみ利用可能です。
情報の正確性:ウェブ上の情報を利用するため、情報の信頼性に注意が必要です。
4.3 Perplexity AIの使用制限
Perplexity AIの無料版の使用制限については、具体的な情報を得ることができませんでした。
ただし、一般的に無料版のAIサービスには何らかの使用制限が設けられていることが多いため、Perplexity AIにも同様の制限がある可能性が高いです。
また、Proを選択するとChatGPT4を利用できます。
この場合は4時間で5つの生成の制限があります。
ブログ記事毎日5記事は投稿できますから上手に使えば毎日投稿が可能です。
これらの制限は、サービスの需要や開発状況によって変更される可能性があります。最新の情報については、各サービスの公式サイトやヘルプセンターを確認することをおすすめします。
これらの制限はありますが、基本的な情報検索機能は十分に利用できます。特に、最新の情報を必要とする学生や研究者にとって、有用なツールとなるでしょう。
5.4AIのWEBブラウジング機能について
利用するAIを選ぶ時にWEBブラウジングが可能かどうかで利用する場面が制限されます。
最新情報を扱う生成を行う場合はWEBブラウジング機能が必須になります。
今回無料で利用できるAIをご紹介しましたが、あらためてここで
WEBブラウジングについてご紹介しておきます。
5.1 ChatGPT4o(GPT-4 Omni)のWebブラウジング機能
ChatGPT4oは、「Webブラウジング」機能を搭載しています。この機能により下記の処理が可能になります。
ChatGPTが会話中にインターネット検索を行い、最新情報を取得できます。
2021年9月以降の最新データにアクセスできるようになりました。
関連するURLや参照情報も提供されるため、情報の信頼性が向上しています。
ただし、この機能を使用すると回答までに若干時間がかかる傾向があります。
5.2 Claude3.5 SonnetのWebブラウジング機能
Claude3.5 Sonnetには、インターネットブラウジング機能が搭載されていません。ただし下記の情報があります。
Webページのリンクを入力すると、そのページの内容を読み取り、分析することは可能です。
リアルタイムのインターネット検索はできないため、最新情報へのアクセスは限定的です。
5.3 Gemini ProのWebブラウジング機能
Gemini Proは、Webブラウジング機能を備えています。
その特徴として下記が挙げられます。
リアルタイムでインターネット検索を行い、最新情報にアクセスできます。
画像認識機能と組み合わせることで、より豊富な情報を提供できます。
各種Googleツール(Gmail、Googleマップ、YouTubeなど)と連携が可能です。
これらの機能により、Gemini Proは幅広い情報アクセスと分析が可能となっています。
5.4 Perplexity AIのWebブラウジング機能
Perplexity AIは、Webブラウジング機能が標準装備されています。
主な特徴は下記のようになります。
インターネットから情報を収集する機能が組み込まれています。
ChatGPTとは異なり、追加設定なしでインターネット検索が可能です。
AI言語モデルと検索エンジンを組み合わせた仕組みにより、効率的な情報検索が可能です。
Perplexity AIは、特に検索業務の効率化に強みを持つAIツールと言えます。
これら4つのAIのWebブラウジング機能を比較すると、ChatGPT4o、Gemini Pro、Perplexity AIがリアルタイムのインターネット検索機能を提供している一方、Claude3.5 Sonnetはこの機能を持っていないことがわかります。
各AIの特性や用途に応じて、適切なツールを選択することが重要です。
まとめ
以上、4つの無料で利用できるAIツールを紹介しました。
それぞれのAIには特徴と制限がありますが、いずれも初心者の方が安心して利用できるものばかりです。
自分の目的や興味に合わせて、これらのAIツールを試してみてください。
AIの世界は日々進化しており、これらのツールを使いこなすことで、新しい可能性が広がるかもしれません。
AIは私たちの生活をより便利にし、新しい発見をもたらす可能性を秘めています。しかし、AIはあくまでもツールであり、最終的な判断は人間が行う必要があります。
AIの回答を鵜呑みにせず、批判的に考える姿勢を持つことが大切です。
また、AIの利用にあたっては、個人情報の取り扱いに注意し、著作権や倫理的な問題にも配慮しましょう。
AIを正しく理解し、適切に活用することで、私たちの生活や仕事がより豊かになることでしょう。
これらのツールを使いこなすことで、新し。い可能性が広がるかもしれません。
ぜひ、自分に合ったAIツールを見つけ、AIとの対話を楽しんでください。
AIの世界への第一歩を踏み出す準備はできましたか?
さあ、新しい発見の旅に出発しましょう!
【マガジン】やさしいプロンプト入門
【マガジン】情報書籍
AI使いサトシのAI教科書
【㏚】読書嫌いなあなたのための新読書法
【stand fm】NECO mimi LoFiチャンネル