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SunoAIに新機能!Personaとは:あなただけのバーチャルシンガーを作る


みなさんAI使ってますか?
AI使いサトシです。

楽曲を生成するAIの進化が止まりません。
音楽制作の世界に革命を起こすSunoAIが、待望の新機能「Persona」をリリースしました。

ボーカルのリアルさで1歩Udioに負けていたSunoAIですが、ここにきて神機能を打ち出してきました。

この機能を使えば、誰でも簡単に自分だけのバーチャルシンガーを作れるようになります。
今回は、Personaの魅力や使い方、そして注意点までを詳しくご紹介します。

音楽好きの皆さん、SunoAIにご興味を持っている方はぜひ最後までお読みください!

SunoAI新機能「Persona」とは何か

SunoAIの新機能「Persona」は、ユーザーが自分だけのバーチャルシンガーを作り出せる画期的なツールです。

今までは楽曲を生成するたびに違う男女を問わず違うボーカルが歌っていました。
それらはランダムに生成されユーザーは指定することは不可能です。
また、生成された楽曲のボーカルと同じ声を作ることもできません。
そういった状況を一歩進め、自分が生成した楽曲のボーカルの歌声を設定することができるようになりました。

つまり、今までランダムなボーカルが歌っていた曲が、設定したペルソナ(シンガー)が歌う曲になるということです。

あなただけのオリジナルなバーチャルシンガーで音楽を配信できるのでもっとファンを集めやすくなります。

わたしはSunoAI Proで利用していますが、Personaでの生成は200回に制限されているようです。
Proでの利用では2500クレジットで250回の生成が可能なため、50回分はペルソナを利用できないということですね。

インストゥルメンタル曲で50回分を利用しようと思っています。

ペルソナ利用制限

※この新機能 PersonaはProかPremierの有料プランの方だけが使用できます。無料利用の場合は使えないのでご注意ください。

Personaでバーチャルシンガーを作る方法

Personaを使ってバーチャルシンガーを作る方法は、意外と簡単です。
以下に、その手順を詳しく説明していきます。

楽曲生成パネル

SunoAIの楽曲を生成するCreateを開くと、楽曲生成パネルの中に「Persona」の項目が追加されています。

これをクリックすると、ペルソナ(シンガー)の設定画面が表示されます。

Persona

My Personas」と「Favorites」がありますが、Favoritesではお気に入りに登録しているペルソナを選択できるようです。
ここでは、オリジナルの自分が生成した楽曲からペルソナを設定するためにMy Personasを選択します。

Create New Persona」をクリックします。

Create a Persona

Based on
設定したいボーカルの楽曲を(自分の生成したもの)選択します。
使いたい楽曲があれば楽曲名で検索すると出てきます。

設定したいボーカルの楽曲を選択(曲名検索可能)

Name
ボーカル名を入力(作成された曲に表示される)

Avatar

Avatar
ボーカルのアバターファイルをアップロードします。
下のプロンプト部にプロンプトを入力してSunoAIでアバターを作成することも可能です。

今回は、「A young AI, with an androgynous and intelligent face and a gentle smile」のプロンプトを入れて生成してみました。
生成AIの中性的で知的な顔でやさしい笑顔と指定しています。

SunoAIでアバター作成

いかがですか?結構言い感じです。
右側のリサイズイメージで画像の大きさを調整します。

Description

Description
ボーカルの説明文を入力します。

Public
ペルソナがSunoAI内で公開されます。

ペルソナ設定をセーブ

それぞれ必要項目を入力して「Save」ボタンをクリックします。

ペルソナ設定

これでペルソナが設定されました。
あとは、いつも通り楽曲生成プロンプトを入れて、歌詞を入れるとペルソナが歌う楽曲が完成します。

生成楽曲にペルソナ名が入ります

このペルソナ設定で生成された楽曲にはアーティスト名が表示されます。
バーチャルアーティストが誕生しました。

また、SunoAI上にアーティストページが作成されていました。
ペルソナ設定の右リンクアイコンをクリックすると表示されます。
私はPublicをオフにしているため楽曲は表示されていませんが、オンにすることでSunoAIのユーザーにも聴いてもらえます。

アーティストページ

今回この設定で数曲を生成してみましたが、驚きですね、ちゃんと設定のボーカルが歌ってくれました。
そして、ボーカルの品質が少し良くなっているように聞こえました。
最高のボーカル品質を誇るUdioを追従する形のSunoAIですからかなり改善が進んでいるはずです。

また、Udioの場合は歌詞を入力していても歌ってくれないことが結構あります。
メロディーをバックに朗読してくれます。w
その点、SunoAIは歌詞を外部で生成し入力した場合においても必ず歌ってくれます。
そのプロンプトの忠実性は安定感があり、今回のボーカルの品質アップやシンガー設定ができることでUdioにはない優位点になります。

SunoAIで楽曲を生成してSoundOnで世界へ音楽配信をしている中でいつも感じていたのがボーカルがいつも違う点でした。
せっかくSpotifyでアーティストページが開設されて音楽が配信されているのに、SATOSHIというアーティストとしてのファン獲得が出来ない状況です。

このペルソナの機能を使うことでもっとアーティストとしての活動が可能になります。
もちろんバーチャルボーカルではありますが、聴いてくれる人に気に入ってもらえると思います。

Personaの活用方法と可能性

Personaを使って作ったバーチャルシンガーは、様々な場面で活用することができます。
ここでは、その具体的な活用方法と将来の可能性について探っていきましょう。

まず、最も一般的な活用方法は、オリジナル楽曲の制作です。
作曲した曲に、自分で作ったバーチャルシンガーの歌声を乗せることで、プロの歌手に依頼することなく、高品質な楽曲を完成させることができます。

これは、個人で音楽活動をしている方や、予算の限られた小規模な制作会社にとって、大きな助けとなるでしょう。

次に、カバー曲の制作も面白い活用方法です。
有名な楽曲を、自分好みの歌声でカバーすることができます。
例えば、女性シンガーの曲を男性の声で歌わせたり、ロック調の曲をジャズ風にアレンジしたりと、自由な発想で楽しむことができます。

さらに、Personaは音楽教育の場面でも活用できます。
例えば、生徒が作った曲を即座に歌声付きで聴くことができるため、作曲の学習がより直感的になります。

また、様々な歌唱スタイルを比較しながら学ぶことで、音楽理論の理解も深まるでしょう。
将来的には、Personaを使ったバーチャルアイドルの誕生も期待できます。

個性的な歌声と、CGキャラクターを組み合わせることで、リアルなアイドルと遜色ない魅力を持つバーチャルアイドルが生まれる可能性があります。

Personaを使う際の注意点と倫理的配慮

Personaは非常に魅力的な機能ですが、使用する際にはいくつかの注意点や倫理的な配慮が必要です。

ここでは、Personaを適切に使用するためのポイントをご紹介します。

まず、著作権に関する注意が必要です。
Personaで作成した歌声で既存の楽曲をカバーする場合、原曲の著作権者から許可を得る必要があります。

また、商用利用の場合は、SunoAI側の利用規約も確認しておきましょう。
次に、実在の歌手の声を模倣することには慎重になるべきです。
基本的にはSunoAIで自分がクリエイトした楽曲から選択しましょう。

特定の歌手の声をそっくりに再現しようとすると、肖像権や同一性保持権の問題が発生する可能性があります。
Personaは、あくまでもオリジナルの声を作るためのツールとして使用することをおすすめします。

また、Personaで作成した歌声を使用する際は、それがAIによって生成されたものであることを明記する必要があります。
これは、聴衆に対する誠実さを保つためだけでなく、将来的な法的問題を避けるためにも重要です。

さらに、Personaの使用が人間の歌手の仕事を奪うのではないかという懸念もあります。
確かに、一部の場面ではAI歌声が人間の歌手に取って代わる可能性はありますが、むしろ新たな創作の可能性を広げるツールとして捉えるべきでしょう。

人間にしかできない表現や、生の演奏の魅力は依然として大きな価値を持っています。
Personaを使う際は、これらの点に注意しながら、創造性を発揮することが大切です。
技術の進歩と人間の創造性のバランスを取りながら、音楽の新しい可能性を探っていくことが求められています。

最後に、Personaの使用が及ぼす社会的影響についても考える必要があります。
例えば、AIによる歌声が一般化することで、「本物の歌声」の定義が変わってくる可能性があります。
また、音楽制作の democratization(民主化)が進むことで、音楽業界の構造自体が大きく変わる可能性もあります。
これらの変化に対して、私たちはオープンな姿勢で向き合い、技術の恩恵を最大限に活かしつつ、人間の創造性や感性の価値を再認識していく必要があるでしょう。

Personaは、そんな新しい音楽の時代を切り開くツールの一つとなることが期待されます。

以上、SunoAIの新機能「Persona」について、その概要や使い方、可能性、そして注意点までを詳しくご紹介しました。

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Personaは、音楽制作の世界に革命を起こす可能性を秘めた魅力的なツールです。

ぜひ、あなたも自分だけのバーチャルシンガーを作って、新しい音楽体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。

音楽の世界がさらに広がり、より多くの人が自由に音楽を楽しめる未来が、すぐそこまで来ているのです。


AI使いサトシ


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