#130 読書録 世界は経営でできているを読んで
こんにちは!けーたです。
今日は世界は経営でできているを読んだので印象的なフレーズや読後感などをメモとして残しておきます。
この本との出会いは、近所の本屋さんの棚で上司はなぜ無能なのか?というデカデカと書かれている帯に惹かれました。
そして目次を見ると、1~15章まであり、一貫して○○は経営でできている。という潔い構成にむむ。となり購入に至りました。
そんな釣タイトルの様な本はこちらです笑
だれかの選書の参考になれば幸いです
全体的な読後感
経営という言葉を広くとらえて使い、そしてこの言葉で本当に様々な日常の生活で感じる不満や悲哀を丁寧に構造を説明してくれる面白い構成。
自分が気になったところから、本当に短時間で読書体験ができるので、時間のない人、でもインプットしたい人におススメ。
ただし、一つ一つの事象については、この本で初めて出合った!!感動という出会いは正直少ないのではと思います。
ただ、どの事象についてもあるある。経営という言葉を使い捉えなおすとう引き出しが増えるといった読後感でした。
残しておきたいフレーズたち
顧客不在の仕事は運動に過ぎない
人は無能になる職会になるまで出世する。これよく言われる事で自分自身が本当に価値を生み出しているか?今の瞬間ではYesと答えられるが、これまでの仕事が100%そうだったか?といわれるとNoと自信をもって答えられるとことが怖い。
その構造的要因を自分の脳ではこの本からは読み取る事ができなかった。
ただし、参考文献が下記のように示されていたので後日読んでみようと思います。
高度成長貢献怒鳴り人
これは、自分がこういう家居場所なし健康通勤人にならないようにという戒めというか、このネーミングセンスに笑ってしまったこと。で残しておきたいフレーズとしてランクイン。
また、同じ章におい新聞に折り目をつけるなよっ!などと怒号が飛ぶ。日本の高度成長を支えた、図書館に響き渡るほどの日米貿易摩擦的怒号だ。
という形容詞の塊のような表現が自分は好きで笑ってしまった。
一つの老害的な事象を面白可笑しくとらえなおすという事が好きな自分を再認識しました笑 老人の悲哀を感じたので正直怖いです。年を重ねること。
マウンティングには敗北しかない
この章でてんこ盛りで語られている世間でよくいわれるマウンティングについてはなされている中で、同じモノサシで図っている限り上下の関係になるという事がかかれており、そこだよね。と納得。
自分も実生活の中でその技能で競争しているわけではないのに、急にそのモノサシの上で自分自身を相手を自動計測してなんだかざわざわするという無駄な思考をしているときがあるな。と自分自身に引き寄せる事ができました
自分だけのものさしを持つ。ときどき周りをきょろきょろする。そんな過ごし方が今の自分にあっているなと気づきました。
まとめ
この本を読んでいて、その人が使っている言葉の定義を正しくとらえると何かの本で書かれていたことを思い出しました。
それって、日本語の広辞苑などにのっている正しい日本語の使いかたに外れている、外れていないという議論ではなく、この人がこの本の文脈の中でどう言葉を定義して使っているかを読み解くこと。的なことを言っていたと記憶している。
なんで今、この言葉を思い出したのか。
それは、この本全体に大量にちりばめられている経営とう言葉が広く形を緩やかに変えて使われているなと感じたから。
なるほどと思える学びが色々得られるのでおススメです。
ではでは
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